【レビュー】final B3:B1に比べて明るくつややかで音は近い。たしかにアニソン向きの音だ

【レビュー】final B3:B1に比べて明るくつややかで音は近い。たしかにアニソン向きの音だ

個人的な好みでいうと、ちょっっとキャラクターが明るすぎる上に音も近めで剥き出しに聴かせてくるところがあるので、若干くどいかなとは思う。ただそうしたくどさを不快感に繋げることがないよう適度にマイルドな調整も加えられており、はっきりしたシンバルやギター、何より明るい女声ボーカルを楽しみたい人には悪くない選択肢。

低域はイヤーピース次第で量感不足を感じるかも知れず、どちらにせよ低域ジャンキー向きではない。また全体的に暖かい聞き心地があるが、低域の暖かみは強くない。

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【レビュー】Acoustune HS1650CU:透明感のあるつややかみずみずしいサウンドが魅力。JAZZ好きに捧ぐ。

【レビュー】Acoustune HS1650CU:透明感のあるつややかみずみずしいサウンドが魅力。JAZZ好きに捧ぐ。

この機種はTwitterでアユートの営業さんのツイートを目にし、興味を持った機種。ちょうど同じ頃にCayin YB04を聴いており、そちらもJAZZが楽しく、しかもこのイヤホンと価格帯がもろかぶりする。そして海外のレビューを渉猟してみると評判も悪くない感じで、聴きたくなったというわけ。

あくまで個人的な好みで言えば、Cayin YB04のほうにより豊かでダイナミックな音響を感じるので、最終的にどちらが好みかと言えばYB04となるが、こちらもこちらでその透明感のある音は素晴らしく、Acoustune恐るべしと思わせるに十分な魅力がある。少なくとも解像度という面において、見通しが良く、高域の手がかりも多いこちらのほうが感触的には解像度を分かりやすく感じさせてくれるので、解像度重視ならおすすめ。

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【レビュー】Cayin YB04:Cayinらしい自然な音の繋がりと意識したイヤホン。さらに女声ボーカルの表現力は価格帯随一に近い

【レビュー】Cayin YB04:Cayinらしい自然な音の繋がりと意識したイヤホン。さらに女声ボーカルの表現力は価格帯随一に近い

Cayinらしいナチュラルタッチの音を追求した音作りで、ブランド初にも関わらず、すでに高い完成度を感じさせるイヤホン。とくにみずみずしい自然な輝きを思う存分味わわせてくれる中高域は絶品で、価格帯では女声ボーカル最強候補の最右翼だろう。多ドラとは思えない自然なつながりを持つ空間表現はアナログでもデジタルでも音の風味を丁寧に再現してくれる。どんな音源相手にも人工的な質感を感じさせない聞き心地の良さが最高の魅力だ。このイヤホンについて長く語る必要はないだろう。聴けば魅力は充分に伝わるほど圧倒的なはずだ。

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【レビュー】64Audio Fourté Noir:音を塗り重ねていく多層のレイヤーが音楽に単なる奥行きとは違う、深みのある充実感をもたらす。tia Fourtéよりも深く雄渾な音を持つ限定版。まさに最高峰

【レビュー】64Audio Fourté Noir:音を塗り重ねていく多層のレイヤーが音楽に単なる奥行きとは違う、深みのある充実感をもたらす。tia Fourtéよりも深く雄渾な音を持つ限定版。まさに最高峰

これまで比較的音を林立させるような表現のイヤホンは多く聴いてきましたけど、ここまでレイヤー感を出してくるイヤホンは初めてです。まあ驚くべきは色味において、とことんまで透明でニュートラルさを求めるストイックさと、聞き心地の安定感ね。少なくとも聞き心地に関して不快要素はほぼ皆無です。

表現に関しては意外と好き嫌いはありそう。理由は説明したので繰り返さないけど、組み合わせるDAPによって濃淡が露骨に出やすいところがあるし、一般的なディテールを強調する発想とは真逆の表現で攻めてるから、エッジとか分離感で語るような解像度って捉え方でいくと、むしろ平凡な語り口でこの機種を語ることになりかねない。正直音の質の次元でいえば、そこで勝負している機種ではなくて、むしろ広がりと充実感、奥行き感っていう音空間表現のありかたそのものに挑戦している機種。

率直に言って、これは一瞬で欲しくなりました。明らかに価格ヤバいんで次の瞬間には我慢できましたけど、40万円気軽に出せるなら、これはいまのところ一番のおすすめです。

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