【レビュー】MEZE AUDIO RAI PENTA レビュー:厚みと見通し感。透明感と充実感。相反する個性の融合

【レビュー】MEZE AUDIO RAI PENTA レビュー:厚みと見通し感。透明感と充実感。相反する個性の融合

記事内でも書いたが、標準イヤーピースでは当初は低域の厚みが感じられず、高域の明瞭感の高さだけが味わえる感じで、カリカリした硬い感じのクールイヤホンに思えた。しかし、イヤーピースを試聴テストのレファレンスであるスパイラルドット++に変えた途端に、低域の豊かな広がりが感じられるようになって、評価を変えざるをえなくなった。

重厚感がしっかりありながら、全体的に明るく見通し感を重視した現代的なサウンドキャラクターを持っており、音は輝きもある。一方で高域でシャープネスを強調しすぎて音を細く感じさせてしまったり、耳に痛い表現になることも丁寧に避けられており、聞き心地の安定感や充実感がよく考慮されている。こうした質の高いサウンドキャラクターとビルドクオリティの完成度の高さに、適度な価格設定が組み合わさって、このイヤホンを魅力的なものにしている。

Read More

【レビュー】beyerdynamic XELENTO REMOTE:雄大で温かみがありながら、音場全ての音がクリアに聞こえてくる万能系イヤホン

【レビュー】beyerdynamic XELENTO REMOTE:雄大で温かみがありながら、音場全ての音がクリアに聞こえてくる万能系イヤホン

一言で言えば、beyerdynamic恐るべしとしか言いようのないレベルの高いイヤホン。適度な温かみのある音色は聞き疲れせずに浸ってられるし、暖かいからと言って音像にぼやける感じはなく、スピード感もかなり出るので激しい曲でももたつかない。重低音も深く地の底から聞こえてくるような地熱を持っていて、情報量が多い。

強いて言えば低域にピントが合いやすい印象を受けるが、比較的全音域にディテールが分散されていて、どこかの音域が露骨に目立つということはない。密度感も満遍なく、明るさも見通しが良い程度には明るいが、キラキラと強調する感じもなく、自然な温もり感を維持している。音を雄大に丁寧に聴かせる感じ、ドイツだわ~。手持ちのSENNHEISER HD599も音の雄大な感じ、似ているな~って聞き惚れました。

好きです、この音。

Read More

【レビュー】FAudio Major:ディテール感を重視した重心の低い低域の上に、全体的に適度な濃度感があり、高域はさわやかながら手がかりも用意されている。1ドライバーならではの統一感

【レビュー】FAudio Major:ディテール感を重視した重心の低い低域の上に、全体的に適度な濃度感があり、高域はさわやかながら手がかりも用意されている。1ドライバーならではの統一感

低域ではかなり定評のある機種で、この前にCampfireAudio ATLASをちょこっと聴いたけど、重厚感はこっちのほうがあるんじゃないかな?

少しウォーム傾向な音だけど、中低域はそんなにリッチさを強調しないので、低域重視とは言え、最終的にはJAZZよりは重厚なフルオケのクラシック、ロック、劇伴系サントラ、R&Bあたりがいいんじゃないかなぁという印象。重低音までよく見通せる深さのあるおかげで音の重みがダイレクトに感じられる感覚があるのが好き。

Read More