
元NHKアナウンサーの青井実氏(44)が、メインキャスターを務めるフジテレビ系「Live News イット!」で不適切な言動があったとして生放送中に謝罪するという衝撃的な出来事がありました。番組スタッフへの強い叱責やピンマイク放り投げなど、普段の穏やかな姿からは想像できない行動に、視聴者からは厳しい声が上がっています。
何があった?青井アナの不適切言動の全容
青井実アナは2025年4月9日、「Live News イット!」の生放送中に視聴者に向けて謝罪しました。フジテレビが同日公式サイトで発表した報告によると、青井アナの社員やスタッフに対する不適切な言動について、社内からコンプライアンス推進室に報告があり、2025年2月より弁護士を交え調査を進めていたことが明らかになりました415。
具体的には、2024年5月頃の番組リハーサル中、フリップの演出がうまくいかなかったことに対して青井アナが強い口調でスタッフを叱責。さらに深刻なのは、2024年10月の放送終了直後、速報ニュースの対応をめぐって自身がつけていたピンマイクを強い調子でキャスター台の上にある箱に放り投げ、その後、番組スタッフに対して「相当に厳しい口調で叱責した」という点です27。
青井アナの生謝罪と反省の弁
青井アナは9日の生放送で次のように謝罪しました。
「まずは、私事でこのようにお時間をいただくこと、視聴者の皆様にお詫びいたします。今回、この件については、今コンプライアンス強化が進められていく中で、私自身についての事案が上がってきました」313
そして、「制作陣や仲間に対して私自身の言動について深く反省しており申し訳なかったと思っています。本当に自分の未熟さが出てしまったと痛感しています」「言葉を扱う仕事に就いている者として、相手に言葉を使って伝えている者として、あってはならないことだと強く感じております」と反省の弁を述べました2313。
2日連続の謝罪劇!翌日も”名前間違え”で頭を下げることに
さらに翌日4月10日の放送でも、青井アナは元衆院議員の金子恵美氏の名前を「かねこ・えみ」と間違えて紹介するトラブルがありました。すぐさま「かねこ・めぐみさんですね、失礼しました」と謝罪する一幕もあり、2日連続の”謝罪”となりました5816。
幸いにも金子氏は「はい、大丈夫です」と笑顔で対応し、この場は和やかに収まりましたが、前日の不適切言動の謝罪に続いての出来事だけに、視聴者の注目を集めることとなりました58。
NHK退局からフジ移籍、そして今回の騒動へ
青井実アナといえば、2003年にNHKに入局し、バラエティ番組『英語でしゃべらナイト』や『土曜スタジオパーク』、音楽番組『MUSIC JAPAN』、さらには『紅白歌合戦』のラジオなどを担当。報道番組『ニュースチェック11』のキャスターも務めたベテランアナウンサーです1315。
2024年1月にNHKを退局し、同年4月からフジテレビ「Live News イット!」のメインキャスターに就任したばかりでした415。
視聴者からは厳しい声も「本性が出ただけ」
今回の騒動に対して、視聴者からは「本性が出たまでのこと」と厳しい声が寄せられています27。放送では穏やかな表情で冷静にニュースを伝える青井アナの別の一面が垣間見えたことで、視聴者の信頼を揺るがす事態となっているようです。
フジテレビは「今後出演を継続するにあたり二度と同様な言動がないよう、青井キャスターに申し入れを行い、本人からは関係者への謝罪と反省の意が示されました」と伝えています415。また、「これに関連して社員の対応にも不備があったとして、昨日処分を決定しました」とも報告しています34。
まとめ:今後の青井アナはどうなる?
今回の騒動が青井アナのキャリアにどのような影響を与えるかは未知数ですが、謝罪後も通常通り番組に出演していることから、フジテレビとしては継続して起用する方針のようです。
しかし、元NHKで培った信頼と実績を持つベテランアナウンサーだけに、今回の不適切言動は多くの視聴者を驚かせました。「言葉を扱う仕事」として自らも語っているように、今後は自身の言動により一層気をつけることが求められそうです。
視聴者の皆さんは、この謝罪をどう受け止めましたか?青井アナの今後の活躍を見守りたいですね。