【ハイエンドヘッドホン HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version レビュー】力感豊かで充実感に優れ、自然なアンビエンスの感じられる前方定位的なサウンドで、いつまでも聴いていられる

【ハイエンドヘッドホン HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version レビュー】力感豊かで充実感に優れ、自然なアンビエンスの感じられる前方定位的なサウンドで、いつまでも聴いていられる 100000円~200000円
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

免責事項

  1. このレビューは「私的な購入品」または「対価を払ってレンタルした商品」に基づいて書かれています。
  2. これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  3. 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。
  4. 「audio-sound @ premium」はamazon.co.jpおよびamazon.comほか通販サイトの取扱商品を宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣言プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラム等の参加者です。

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Versionの概要

こんな人におすすめ

  • パワフルなサウンドが好き
  • 音場の奥行き感重視
  • 自然な雰囲気のサウンドが好き

基本スペック

  • 周波数特性:10Hz~35kHz
  • インピーダンス:32Ω
  • 感度:100dB/1mW
  • 価格帯:100000円~200000円
audio-sound スコア
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
  • パッケージ:8.5/10.0
  • ビルドクオリティ:8.5/10.0
  • 装着感:8.5/10.0
  • 高域:7.0/10.0
  • 中域:8.5/10.0
  • 低域:7.0/10.0
  • 歪みの少なさ:6.0/10.0

長所と短所

長所

  • 聴き心地が良いウォームサウンド
  • 充実感が高い
  • 中域への適切なフォーカス
  • 奥行き感のある音場
  • 高いグルーヴ感
  • 静寂感がある
  • 力感が豊か
  • 前方定位的
  • 自然なアンビエンス
  • ほどよいハーモニクス

短所

  • 音像の一貫性に欠ける
  • 派手さに欠ける
  • 深みに欠ける
  • 構築感に欠ける
  • 濁った中域

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

¥133,800

 

 
 
 

紹介動画

公式プロモーション動画

【有線イヤホン SHURE AONIC 4 レビュー】ウォームな聴き心地を維持しつつ、ディテールもきれいに描き出すイヤホン。中域の一貫性のなさと高域の不足感が難点

SHURE AONIC 4はSHUREらしくやや低域に寄ったフラットに近いサウンドに仕上がっています。ニュートラルを意識してはありますが、少しドンシャリに聞こえやすいサウンドで、中域はわずかに凹んでい Read more

【モニターヘッドホン Austrian Audio Hi-X50 レビュー】高解像かつ低歪のスタジオグレードサウンドを実現する新進気鋭ブランドの意欲作

Austrian Audio Hi-X50は非常に高解像かつ低歪でクリアなスタジオグレードのサウンドを実現しており、全体のサウンドバランスは原音忠実性も高く、ビルドクオリティも高度に洗練されています。

パッケージ(8.5)

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Versionのパッケージは全体として豪華で、価格に十分見合っています。

パッケージ内容

付属品に不足はありません。パッケージには以下のものが含まれています。 

  • ヘッドホン本体
  • ケーブル
  • Bluetoothアダプター

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

ビルドクオリティ(8.5)

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

本体のビルドクオリティは価格の標準を満たしています。

ケーブルのタッチノイズが少し大きいですね。

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

装着感(8.5)

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

装着感は快適です。密閉型なので、夏場は少し蒸れるかもしれません。

しかし、横幅がすごいですね。

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

¥133,800

 

 
 
 

音質

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
  • Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
  • 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • アナライザソフト①:TypeDSSF3-L
  • アナライザソフト②:Room EQ Wizard

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス

測定値は有料記事をご覧ください。

オーディオステータス

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Versionのオーディオステータス
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Versionのオーディオステータス
※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として試験的に導入しています。

周波数特性測定値から音質要素のステータスを抽出しました。特に注目すべき要素だけ簡単に説明します。

  • Sibilance/Pierceは刺さり具合に影響するので高域に敏感な人は数値が低いものを選んだほうが良いでしょう。
  • Fullness/Mudは中域を豊かに感じさせる要素ですが、中域が濁るのが苦手な人は数値が低い方が良いでしょう。
  • Boom/Punchは低域の存在感、量感に大きく影響するので、低域のうるさい感じが苦手な人は数値が低い方が良いでしょう。

制動

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Versionにアンプ側の出力インピーダンスの影響はほとんどありません。

測定値は有料記事をご覧ください。

音質解説

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Versionは中低域から中域にフォーカスされるサウンドを持っており、そのサウンドはフラット傾向で中域重視といった具合になっています。

密閉型ですが、奥行き感があり、中域の音場は広く感じらます。また、高域もかなり伸びており、鮮明感が高めです。

レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。

  • 原音忠実度:自由音場フラットに基づく判定値。どれだけ自由音場フラット(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実]
  • 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
  • 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
  • クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
  • イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]

これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version
HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

低域(7.0)

  • 原音忠実度:A-
  • 臨場感:C+
  • 深さ:B+
  • 重み:A-
  • 太さ:B+
  • 存在感:B

低域

低域はそれなりに原音忠実度は高いですが、深さは少し物足りないですね。

重みが強く重厚感がありますが、沈み込みが悪く、やや鈍重です。太さがあり、パンチが強く力感が感じられて力強くたくましいですが、キックは浅く、立体感には欠けます。レイヤリングがよくありません。

量的には低域好きを満足させると思いますが、深さの点では全然だめですね。

中域(8.5)

  • 原音忠実度:A
  • 厚み:A-
  • 明るさ:A
  • 硬さ:B+
  • 存在感:B

中域

中域は奥行き感を強調する構造になっています。

中域は明るく、鮮明感があり、ボーカル周辺は広く、ステージングは良好ですが、クランチ感やエッジ感に欠け、イメージングはよくありません。

中域は響きが強すぎて音像がはっきりせず、豊かな包まれ感はあるものの、混濁感が強めです。低域の力感の強さもあり、迫力は感じられますが、キレが悪く、音像は拡散気味です。

個人的にはこういう響きの強い感じは嫌いではありませんが、評価は高くできませんね。

高域(7.5)

  • 原音忠実度:D+
  • 艶やかさ:B
  • 鋭さ:B-
  • 脆さ:B
  • 荒さ:D+
  • 繊細さ:C
  • 存在感:C

高域

密閉型ヘッドホンのわりに空気感があり、わりと伸びやかです。

それでも中域と釣り合いが取れているとは言い難いので、中域のエネルギーを十分に開放できる高さを実現できているとは言えず、中域が窮屈になる原因になっています。

腰高気味の低域と合わせて、全体的に音が横長に狭い範囲で聞こえる原因になっています。音場の展開力に欠けますね。

定位/質感

  • 質感の正確性:B-
  • 定位の正確性:B+
  • オーケストラのテクスチャ:A-
  • 雅楽のテクスチャ:A+

定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。

オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。

この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。

響きが豊かで、中域の土台がしっかりしており、ステージングも悪くないので、一聴した印象はなかなか生々しさを感じます。ダイナミズムは悪くないにしても、低域の沈み込みはやはりもうちょっとほしいですね。

ただ中域はわりとホールの雰囲気に似て聞こえると思いますし、空気感もあるのでそれほど悪くありません。またアンビエンスはスピーカーに近い雰囲気があり、聴き心地が良いです。

雅楽も落ち着きがあって、奥行き感があり、前方定位的に聞こえ、個人的にはかなり良いですね。

音場/クリア感

  • 音場:B+
  • クリア感:C
  • イメージング:A-
    • 高域:A-
    • 中域:A+
    • 低域:B-

音場

奥行きの分だけ音場は広く聞こえるかもしれませんが、高さと深さに欠けます。

総合的なクリア感はあまりよくありません。音量を上げるとすぐ歪みます。

イメージングはなかなか優秀です。ハイエンド機種らしい解像度の高さと言えるでしょう。

音質総評

  • 原音忠実度:A-
  • おすすめ度:A+
  • 個人的な好み:S

音質総評

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Versionは採点するとあまり良くありませんし、オーディオマニア的にもとくに優れているとは思えません。たとえばVictor JVC HA-MX100VYAMAHA HPH-MT8のほうがオーディオマニア的観点で言えば、はるかに優れています。しかし、HiFiMAN HE-R10 Dynamic Versionはそれらより素晴らしいヘッドホンといえるところがあります。

実際には音像はぼやけており、ハーモニクスも多く、オーディオスペックで判断するととても良いヘッドホンとは言えません。しかし、低域は少し浅いものの、そのアンビエンスは自然な聞こえ方に近く、前方定位感と広がりがあり、音楽に生々しさがあり、充実感があります。クランチ感が悪く、人によっては籠もっているとさえ思うかもしれない音ですが、個人的にはいつまでも聴いていられますね。

一度聴いてみることをおすすめします。

音質的な特徴

美点

  • 聴き心地が良いウォームサウンド
  • 充実感が高い
  • 中域への適切なフォーカス
  • 奥行き感のある音場
  • 高いグルーヴ感
  • 静寂感がある
  • 力感が豊か
  • 前方定位的
  • 自然なアンビエンス
  • ほどよいハーモニクス

欠点

  • 音像の一貫性に欠ける
  • 派手さに欠ける
  • 深みに欠ける
  • 構築感に欠ける
  • 濁った中域

充実感がある
力感が豊か
ほどよいハーモニクス

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

¥133,800

 

 
 
 
【中華イヤホン UniqueMelody MINI MEST レビュー】悪くはないが、良くもないウォームニュートラルサウンド。価格帯では凡庸なリスニングイヤホン。あえて買う必要なし

UniqueMelody MINI MESTは贅沢な技術が優れた音をもたらすわけではないということを証明するUniqueMelodyの壮大なプロジェクトです。どんな素晴らしい技術でも正しく使われなけれ Read more

【ハイエンドイヤホン 64Audio Nio レビュー】重厚感のある低域と奥行き感のある音場を持つ響きの豊かなリッチサウンド

64Audio Nioは奥行き感のある響きの豊かなリッチサウンドを聞かせるイヤホンです。深みがあり、重厚な低域と、少し暗く包まれ感のある中域、そして滑らかに伸びる自然なつながりのある高域に高級感を感じ Read more

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

¥133,800

 

 
 
 

レコーディングシグネチャー

レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはAntelope Audio Amariを用いています。出力インピーダンスは0.3Ωで、イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。

¥369,600(税込)

  • SAMREC HATS Type2500RSシステム:HEAD & TORSO、Type4172マイクX2搭載
  • 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
  • オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
  • レコーディングソフト:Audacity

浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)

楽曲情報
  • 楽曲名:浮遊大陸アルジェス -Introduction-
  • アルバム名:Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation

Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-

楽曲情報
  • 楽曲名:Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

Formidable Enemy

楽曲情報
  • 楽曲名:Formidable Enemy
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Formidable Enemy
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

総評

自然な前方定位感豊かな力感と充実感のある中域、丁寧に再現される奥行き感のあるステージング、すべてが興味深く調整されているHiFiMAN HE-R10 Dynamic Versionは個人的に素晴らしいと思える機種です。私のオーディオマニア的半身は、このヘッドホンをあまり高く評価しませんが、音楽鑑賞家としての半身はこれを推奨リストの最上段近くに置くことを強く求めます。ダイナミックでパワフル豊かな充実感のあるサウンドが好きなら、ぜひ一度聴いてみることをおすすめします。

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

¥133,800

 

 
 
 
【モニターヘッドホン YAMAHA HPH-MT8 レビュー】それはまるで音のコクピット。適度な広さのフレームに多くの音を一気にしっかり聞かせてくれる。モニタリングチェックに最適で実用的なモニターヘッドホン
【モニターヘッドホン YAMAHA HPH-MT8 レビュー】それはまるで音のコクピット。適度な広さのフレームに多くの音を一気にしっかり聞かせてくれる。モニタリングチェックに最適で実用的なモニターヘッドホン

YAMAHA HPH-MT8は実用性に優れたモニターヘッドホンで、フレームの中に音楽の全体像を少し情報量を多めにうまく収めてくれる有能な機種です。使い勝手と装着感もよく考えられていて、モニタリング作業を快適で効率的なものにしてくれるでしょう。

【開放型ヘッドホン GRADO RS2e レビュー】ダイナミックでエネルギッシュなGRADOリファレンスサウンド。鮮やかで生き生きとしたロックサウンドがここに
【開放型ヘッドホン GRADO RS2e レビュー】ダイナミックでエネルギッシュなGRADOリファレンスサウンド。鮮やかで生き生きとしたロックサウンドがここに

GRADO RS2eは自由音場フラットを意識したバランスの良いサウンドを持っているヘッドホンです。奥行き感のある広い音場に艶やかでのびやか、エネルギッシュなサウンドを聴かせてくれるヘッドホンで、ロックやポップスを楽しく生き生きとしたものにするでしょう。

【モニターヘッドホン TAGO STUDIO T3-01 レビュー】ボーカル中心にステージングの良い中域を聴かせるスタジオモニターヘッドホン。音の質感が非常に自然
【モニターヘッドホン TAGO STUDIO T3-01 レビュー】ボーカル中心にステージングの良い中域を聴かせるスタジオモニターヘッドホン。音の質感が非常に自然

Tago Studio T3-01は自由音場フラットを意識したバランスの良いサウンドを持っているヘッドホンです。拡張性に乏しいところは欠点ですが、ステージングの良い中域を前面に押し出して、ボーカルを丁寧に聞かせてくれます。

【モニターヘッドホン ULTRASONE Signature DJ レビュー】輪郭感の強い明瞭性重視のフラットサウンド。炸裂する音の粒子と活き活きした重低音。くっきり描き出される中域。とにかくかっこいい
【モニターヘッドホン ULTRASONE Signature DJ レビュー】輪郭感の強い明瞭性重視のフラットサウンド。炸裂する音の粒子と活き活きした重低音。くっきり描き出される中域。とにかくかっこいい

ULTRASONE Signature DJは自由音場フラットにかなり忠実なバランスの良い音質を持ちながら、重低域を少し分離して強調し、高域でもアグレッシブで炸裂感のあるサウンドを実現しているDJモニターヘッドホンです。高いディテール感とスピード感のある音楽にも充分追従できる機敏なレスポンスを持ち、長時間のリスニングでも痛くならない快適な装着感も実現しています。ミキシングの信頼できる相棒となってくれるだけでなく、瞬発力と衝撃力のあるサウンドで気分も盛り上げてくれ、DJセッションを楽しいものにしてくれるでしょう。

【モニターヘッドホン Mackie MC-100 レビュー】ボーカル中心で中域をしっかり聞かせるリッチでウォームなレコーディングモニター。動画のナレーションもしっかり聞き取れる。ボーカリスト向き
【モニターヘッドホン Mackie MC-100 レビュー】ボーカル中心で中域をしっかり聞かせるリッチでウォームなレコーディングモニター。動画のナレーションもしっかり聞き取れる。ボーカリスト向き

Mackie MC-100はボーカル中心に音源の心臓部を丁寧に聴かせるレコーディングモニターヘッドホンです。ボーカルが非常に聞き取りやすいのでボーカリスト向きであるだけでなく、音楽鑑賞用や動画鑑賞用としても歌詞やナレーションが埋没せずにクリアに聞き取れる点が利点になります。

【ランキング】有線ヘッドホン おすすめランキング
【ランキング】有線ヘッドホン おすすめランキング

有線ヘッドホンのaudio-soundスコアランキングです。

【モニターヘッドホン Marantz Pro MPH-1 レビュー】骨太でウォームな甘いノスタルジックサウンド。ボーカルとベースが近く、全体的に調和的な雰囲気で音楽に浸れる
【モニターヘッドホン Marantz Pro MPH-1 レビュー】骨太でウォームな甘いノスタルジックサウンド。ボーカルとベースが近く、全体的に調和的な雰囲気で音楽に浸れる

Marantz Pro MPH-1はウォームで骨太なサウンドを聴かせるモニターヘッドホンです。業務用モニターらしく、作りは頑丈で、歪率も低く、コストパフォーマンスはかなり高いです。その調和的なサウンドはポップスやR&Bを暖かい雰囲気で楽しむのが好きな人には、かなり魅力的です。

previous arrow
next arrow
【モニターヘッドホン YAMAHA HPH-MT8 レビュー】それはまるで音のコクピット。適度な広さのフレームに多くの音を一気にしっかり聞かせてくれる。モニタリングチェックに最適で実用的なモニターヘッドホン
【開放型ヘッドホン GRADO RS2e レビュー】ダイナミックでエネルギッシュなGRADOリファレンスサウンド。鮮やかで生き生きとしたロックサウンドがここに
【モニターヘッドホン TAGO STUDIO T3-01 レビュー】ボーカル中心にステージングの良い中域を聴かせるスタジオモニターヘッドホン。音の質感が非常に自然
【モニターヘッドホン ULTRASONE Signature DJ レビュー】輪郭感の強い明瞭性重視のフラットサウンド。炸裂する音の粒子と活き活きした重低音。くっきり描き出される中域。とにかくかっこいい
【モニターヘッドホン Mackie MC-100 レビュー】ボーカル中心で中域をしっかり聞かせるリッチでウォームなレコーディングモニター。動画のナレーションもしっかり聞き取れる。ボーカリスト向き
【ランキング】有線ヘッドホン おすすめランキング
【モニターヘッドホン Marantz Pro MPH-1 レビュー】骨太でウォームな甘いノスタルジックサウンド。ボーカルとベースが近く、全体的に調和的な雰囲気で音楽に浸れる
previous arrow
next arrow
【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]

HiFiGOは、現在購入できるHiFi IEMのトップ5をテストしてリストにまとめることで、あなたを助けようと思います。このリストは、$500以下の価格帯から選ばれています($100以下のベスト、$200以下のベスト、など)。

【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]
【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]
【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]
【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

7.8

パッケージ

8.5/10

ビルドクオリティ

8.5/10

装着感

8.5/10

高域

7.5/10

中域

8.5/10

低域

7.0/10

歪みの少なさ

6.0/10

長所

  • 聴き心地が良いウォームサウンド
  • 中域への適切なフォーカス
  • 奥行き感のある音場
  • 高いグルーヴ感
  • 静寂感がある
  • 充実感が高い
  • 力感が豊か
  • 自然なアンビエンス
  • ほどよいハーモニクス

短所

  • 音像の一貫性に欠ける
  • 派手さに欠ける
  • 深みに欠ける
  • 構築感に欠ける
  • 濁った中域

コメント



タイトルとURLをコピーしました