【ハイエンドヘッドホン beyerdynamic T5 3rd Generation レビュー】ゆったりした奥行きのある音場表現が好きなら悪くないかもしれない

【ハイエンドヘッドホン beyerdynamic T5 3rd Generation  レビュー】ゆったりした奥行きのある音場表現が好きなら悪くないかもしれない 100000円~200000円
beyerdynamic T5 3rd

免責事項

  1. このレビューは「私的な購入品」または「対価を払ってレンタルした商品」に基づいて書かれています。
  2. これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  3. 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。
  4. 「audio-sound @ premium」はamazon.co.jpおよびamazon.comほか通販サイトの取扱商品を宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣言プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラム等の参加者です。

beyerdynamic T5 3rd Generationの概要

こんな人におすすめ

  • ゆったりしたサウンドが好き
  • 音場の奥行き感重視
  • 落ち着いた雰囲気で音楽を楽しみたい

基本スペック

  • 周波数特性:5Hz~50kHz
  • インピーダンス:32Ω
  • 感度:100dB/1mW
  • 価格帯:100000円~200000円
audio-sound スコア
beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation
8.1
  • パッケージ:8.5/10.0
  • ビルドクオリティ:8.5/10.0
  • 装着感:8.5/10.0
  • 高域:7.0/10.0
  • 中域:7.5/10.0
  • 低域:8.0/10.0
  • 歪みの少なさ:9.0/10.0

長所と短所

長所

  • 聴き心地が良いウォームサウンド
  • 中域への適切なフォーカス
  • 奥行き感のある音場
  • 高いグルーヴ感
  • 静寂感がある
  • 温かみのあるサウンド
  • ビルドクオリティ

短所

  • 音像の一貫性に欠ける
  • 派手さに欠ける
  • 拡張性に欠ける

beyerdynamic T5 3rd Generationの特徴

以下公式サイトからの引用です。

『T5 3rd Generation』は、 “Holistic Design” (=全体的、完全体のデザイン)というコンセプトを基に、T5の音響特性そのものへの影響を左右する全パーツおよび、すべての素材の見直しが行われました。
その結果、エレガントな見た目だけでなく、強化されたサウンドパフォーマンスや、耐久性の向上など、総合的に考え抜かれたラグジュアリーな使い心地へとユーザーを導きます。

紹介動画

公式プロモーション動画

beyerdynamic | T1 & T5 (3rd generation) – features
【完全ワイヤレスイヤホン EarFun Free Pro 2 レビュー】華やかで色気のあるサウンドが好きならおすすめ。女声ボーカルが特に印象的に聞こえる。上質なビルドクオリティと良好な装着感も美点

EarFun Free Pro 2は少しドンシャリ気味ですが、原音忠実性が高く、中高域が印象的に聞こえるサウンドが特徴です。華やかで色づきと輪郭感の良いサウンドが好きなら、かなりおすすめでき、とくに若 Read more

【モニターヘッドホン SHURE SRH940 レビュー】高い解像度、原音忠実度、ほぼ完璧に正確な定位感と質感。この価格で買えるのが信じられない優れたスタジオモニター。ただし耐久性だけ難あり

3万円程度で優れたモニターヘッドホンを探している人にとって、まっさきに検討すべき製品がSHURE SRH940です。

パッケージ(8.5)

beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation

beyerdynamic T5 3rd Editionのパッケージは全体として豪華で、価格に十分見合っています。

パッケージ内容

付属品に不足はありません。パッケージには以下のものが含まれています。 

  • ヘッドホン本体
  • ケーブル
  • ヘッドホンケース

beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation

ビルドクオリティ(8.5)

beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation

本体のビルドクオリティは価格の標準を満たしています。

beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation

装着感(8.5)

beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation

装着感は快適です。密閉型なので、夏場は少し蒸れるかもしれません。

beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation

beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation
beyerdynamic T5 3rd Generation

音質

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
  • Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
  • 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • アナライザソフト①:TypeDSSF3-L
  • アナライザソフト②:Room EQ Wizard

REW周波数特性

Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)を用い、カプラー専用のイヤーモデルを使用してのREWによる測定値です。イヤーモデルは左耳側しかないので、測定値は左側しか測定しておりません。両耳のデータを確認したい場合は有料記事を参照してください。

測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSとプロ用測定アナライザーソフトを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。

当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。

周波数特性(RAW)

beyerdynamic T5 3rd Generation Frequency Response
beyerdynamic T5 3rd Generation Frequency Response (RAW)

周波数特性(自由音場補正済み)

beyerdynamic T5 3rd Generation Frequency Response
beyerdynamic T5 3rd Generation Frequency Response (Free-field correction)

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス

測定値は有料記事をご覧ください。

オーディオステータス

beyerdynamic T5 3rd Generationのオーディオステータス
beyerdynamic T5 3rd Generationのオーディオステータス
※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として試験的に導入しています。

周波数特性測定値から音質要素のステータスを抽出しました。特に注目すべき要素だけ簡単に説明します。

  • Sibilance/Pierceは刺さり具合に影響するので高域に敏感な人は数値が低いものを選んだほうが良いでしょう。
  • Fullness/Mudは中域を豊かに感じさせる要素ですが、中域が濁るのが苦手な人は数値が低い方が良いでしょう。
  • Boom/Punchは低域の存在感、量感に大きく影響するので、低域のうるさい感じが苦手な人は数値が低い方が良いでしょう。

制動

Sbeyerdynamic T5 3rd Generationにアンプ側の出力インピーダンスの影響はほとんどありません。

測定値は有料記事をご覧ください。

音質解説

beyerdynamic T5 3rd Generationは中低域から中域にフォーカスされるサウンドを持っており、そのサウンドはフラット傾向でマイルドなU字型といった具合になっています。

密閉型でありながら、音場は広く感じられるでしょう。中域は響き豊かに、広く奥行きがあるように聞こえるため、小編成JAZZや室内楽をゆったり楽しむには良いでしょう。ドイツのオーディオメーカーに多い、余裕のある雄大なサウンドで、SENNHEISERの上位機種のようなサウンドが好きなら、T5 3rdもきっと気に入るはずです。

レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。

  • 原音忠実度:自由音場フラットに基づく判定値。どれだけ自由音場フラット(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実]
  • 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
  • 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
  • クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]

これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

beyerdynamic T5 3rd
beyerdynamic T5 3rd

低域(8.0)

  • 原音忠実度:S
  • 臨場感:A-
  • 深さ:B+
  • 重み:A-
  • 太さ:A
  • 存在感:A-

低域

低域は全体として原音忠実度は高いですが、細かなポイントを確認していくと、表現はそれほど自然ではありません。

中低域に妙な山があり、それが重低域を覆い隠しており、深いところは聞こえづらい傾向があります。

この中低域の盛り上がりは中域のステージングに貢献しており、立体的な音場感を作り出してもいますし、ドラムやコントラバスを少し太く聴かせ、パンチに力感をもたせ、グルーヴ感を高めてもいますが、より深いベースラインのランブルやサンプにとっては邪魔になっています。

JAZZや室内楽には悪くないと思う人はいるかも知れませんが、ロックやEDMを楽しむにはこの低域は浅すぎ、音楽に引き締まり感が出ません。

同様に、私がベースヘッドにT5 3rdをおすすめすることはないでしょう。

中域(7.5)

  • 原音忠実度:B+
  • 厚み:B+
  • 明るさ:A-
  • 硬さ:B
  • 存在感:B

中域

中域は奥行き感を強調する構造になっています。

ボーカルはボディが豊かで太く暖かに聞こえますが、厚みに欠けるので、意外と表現に深みがないですね。また子音が弱く、快活さに欠ける傾向があり、色味が明るい割に表現が陰気です。落ち着いた曲には雰囲気がよく合いますが、たとえばオーイシマサヨシ「神或アルゴリズム (feat.りりあ。)」のような曲を聞いても、楽器音のアタックは弱く、ボーカルは抑揚に欠け、ちっとも楽しくありません。一方で、てこぴかり「ふたり少女」のような穏やかで暖かなゆったりした曲とは相性がいいですね。

高域(7.0)

  • 原音忠実度:D
  • 艶やかさ:B-
  • 鋭さ:B-
  • 脆さ:C+
  • 荒さ:D-
  • 繊細さ:D
  • 存在感:C

高域

密閉型ヘッドホンにはありがちですが、高域は拡張性が不足しています。

Cristopher Tin「Baba Yetu」を聴いても、ヘッドルームは近く、せっかく奥行き感があるのに、高さはいまいちですね。

密閉型ではありませんが、高域の空気感にこだわる場合、私は半額くらいで買えるUNCOMMON PDH-1をおすすめします。PDH-1のほうがはるかにサウンドバランスも良いですね。

定位/質感

  • 質感の正確性:C
  • 定位の正確性:B-
  • オーケストラのテクスチャ:B-
  • 雅楽のテクスチャ:B

定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。

オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。

この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。

ゆったりした雰囲気の音楽が好きなら、T5 3rdは悪くありません。私?これでクラシックを聴くことはないですね。

中域に独特の奥行きと響きがあり、静寂感がある表現で魅力的に思う可能性がありますが、定位はやや不自然です。奥行きのゆったりした雰囲気があるので雄大さは感じられるかもしれませんが、音に縦軸の伸びしろがないので、壮大さはありませんね。スケール感に欠けます。フルオーケストラは楽しくないでしょう。室内楽には悪くありません。

より室内楽に近いと言える雅楽はフルオーケストラほど悪くはありませんが、奥行きが強調されすぎているのが気になりますね。音の伸びやかさと余韻の響きがいまいちなので、音場に高さが感じられません。龍笛が妙に力なく、遠くに聞こえる感じがするのも気になりますね。

音場/クリア感

  • 音場:B+
  • クリア感:A

音場

奥行きの分だけ音場は広く聞こえるかもしれませんが、高さと深さに欠けます。

総合的なクリア感は価格なりに優秀です。

音質総評

  • 原音忠実度:B
  • おすすめ度:B
  • 個人的な好み:B-

音質総評

beyerdynamic T5 3rd Editionは密閉型らしからぬ音場の広さを実現しようとしたようで、それは半ば達成されています。

個人的にはこれに10万近くのお金を払う価値は全く感じませんが、ゆったりした音楽が好きな層には悪くないでしょう。小編成の室内JAZZ、室内楽を静かな雰囲気で楽しみたい場合、プライベートな音楽室のようなサウンドを楽しむことができます。

音質的な特徴

美点

  • 聴き心地が良いウォームサウンド
  • 中域への適切なフォーカス
  • 奥行き感のある音場
  • 高いグルーヴ感
  • 静寂感がある
  • 温かみのあるサウンド

欠点

  • 音像の一貫性に欠ける
  • 派手さに欠ける
  • 拡張性に欠ける

聴き心地が良い
室内楽的な音響
温かみがある

競合機種
【中華イヤホン UniqueMelody Maverick Ti レビュー】UniqieMelodyらしく無難に仕上がった機種

10万円以上という条件で選ぶなら、UniqueMelody Marverick Tiはその外観のビルドクオリティとサウンドは価格の水準を満たしているので、概ねおすすめしやすい機種であると思われます。

【完全ワイヤレスイヤホン Xiaomi Redmi Buds 3 Pro レビュー】サウンドバランスがよく、優秀なマルチポイントと比較的強力なANCが魅力。しかし、ドライバーの品質が良くないのか、解像度が少しもの足りず、歪みやすい

Xiaomi Redmi Buds 3 Proは良質なスタジオチューニングサウンドを持ち、中域をしっかり聞かせるバランスの良い機種です。ニュートラルサウンドを好み、自然な質感を愛するオーディオマニア向 Read more

レコーディングシグネチャー

レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはAntelope Audio Amariを用いています。出力インピーダンスは0.3Ωで、イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。

  • SAMREC HATS Type2500RSシステム:HEAD & TORSO、Type4172マイクX2搭載
  • 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
  • オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
  • レコーディングソフト:Audacity

LACRIMOSA OF DANA -Opening Ver.-

楽曲情報
  • 楽曲名:LACRIMOSA OF DANA -Opening Ver.-
  • アルバム名:イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. beyerdynamic T5 3rd

Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-

楽曲情報
  • 楽曲名:Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. beyerdynamic T5 3rd

巨イナルチカラ

楽曲情報
  • 楽曲名:巨イナルチカラ
  • アルバム名:英雄伝説 閃の軌跡 オリジナルサウンドトラック
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
巨イナルチカラ
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. beyerdynamic T5 3rd

ユルギナイツヨサ

楽曲情報
  • 楽曲名:ユルギナイツヨサ
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
ユルギナイツヨサ
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. beyerdynamic T5 3rd

Formidable Enemy

楽曲情報
  • 楽曲名:Formidable Enemy
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Formidable Enemy
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. beyerdynamic T5 3rd

Intense Chase

楽曲情報
  • 楽曲名:Intense Chase
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Intense Chase
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. beyerdynamic T5 3rd

総評

私が個人的にbeyerdynamicを好んでいることは事実ですが、T5 3rd Editionはとくにほしいとは思わない機種です。個人的におすすめする気もありません。

ゆったりした響きの豊かな中域表現が好きなら悪くありませんが、音に厚みがないので充実感は思ったよりイマイチです。ボーカルもなんだか陰気で活力に欠け、ほの暗さがあり、穏やかで奥ゆかしいと言えるかもしれませんが、ほとんどの曲で面白みに欠けます。ビルドクオリティとパッケージクオリティは価格に見合っていますが、10万円を握りしめてオーディオショップに行くなら、これより良いヘッドホンはざらにあります。あえてこれを掴む必要はほとんどないでしょう。

【モニターヘッドホン YAMAHA HPH-MT8 レビュー】それはまるで音のコクピット。適度な広さのフレームに多くの音を一気にしっかり聞かせてくれる。モニタリングチェックに最適で実用的なモニターヘッドホン
【モニターヘッドホン YAMAHA HPH-MT8 レビュー】それはまるで音のコクピット。適度な広さのフレームに多くの音を一気にしっかり聞かせてくれる。モニタリングチェックに最適で実用的なモニターヘッドホン

YAMAHA HPH-MT8は実用性に優れたモニターヘッドホンで、フレームの中に音楽の全体像を少し情報量を多めにうまく収めてくれる有能な機種です。使い勝手と装着感もよく考えられていて、モニタリング作業を快適で効率的なものにしてくれるでしょう。

【開放型ヘッドホン GRADO RS2e レビュー】ダイナミックでエネルギッシュなGRADOリファレンスサウンド。鮮やかで生き生きとしたロックサウンドがここに
【開放型ヘッドホン GRADO RS2e レビュー】ダイナミックでエネルギッシュなGRADOリファレンスサウンド。鮮やかで生き生きとしたロックサウンドがここに

GRADO RS2eは自由音場フラットを意識したバランスの良いサウンドを持っているヘッドホンです。奥行き感のある広い音場に艶やかでのびやか、エネルギッシュなサウンドを聴かせてくれるヘッドホンで、ロックやポップスを楽しく生き生きとしたものにするでしょう。

【モニターヘッドホン TAGO STUDIO T3-01 レビュー】ボーカル中心にステージングの良い中域を聴かせるスタジオモニターヘッドホン。音の質感が非常に自然
【モニターヘッドホン TAGO STUDIO T3-01 レビュー】ボーカル中心にステージングの良い中域を聴かせるスタジオモニターヘッドホン。音の質感が非常に自然

Tago Studio T3-01は自由音場フラットを意識したバランスの良いサウンドを持っているヘッドホンです。拡張性に乏しいところは欠点ですが、ステージングの良い中域を前面に押し出して、ボーカルを丁寧に聞かせてくれます。

【モニターヘッドホン ULTRASONE Signature DJ レビュー】輪郭感の強い明瞭性重視のフラットサウンド。炸裂する音の粒子と活き活きした重低音。くっきり描き出される中域。とにかくかっこいい
【モニターヘッドホン ULTRASONE Signature DJ レビュー】輪郭感の強い明瞭性重視のフラットサウンド。炸裂する音の粒子と活き活きした重低音。くっきり描き出される中域。とにかくかっこいい

ULTRASONE Signature DJは自由音場フラットにかなり忠実なバランスの良い音質を持ちながら、重低域を少し分離して強調し、高域でもアグレッシブで炸裂感のあるサウンドを実現しているDJモニターヘッドホンです。高いディテール感とスピード感のある音楽にも充分追従できる機敏なレスポンスを持ち、長時間のリスニングでも痛くならない快適な装着感も実現しています。ミキシングの信頼できる相棒となってくれるだけでなく、瞬発力と衝撃力のあるサウンドで気分も盛り上げてくれ、DJセッションを楽しいものにしてくれるでしょう。

【モニターヘッドホン Mackie MC-100 レビュー】ボーカル中心で中域をしっかり聞かせるリッチでウォームなレコーディングモニター。動画のナレーションもしっかり聞き取れる。ボーカリスト向き
【モニターヘッドホン Mackie MC-100 レビュー】ボーカル中心で中域をしっかり聞かせるリッチでウォームなレコーディングモニター。動画のナレーションもしっかり聞き取れる。ボーカリスト向き

Mackie MC-100はボーカル中心に音源の心臓部を丁寧に聴かせるレコーディングモニターヘッドホンです。ボーカルが非常に聞き取りやすいのでボーカリスト向きであるだけでなく、音楽鑑賞用や動画鑑賞用としても歌詞やナレーションが埋没せずにクリアに聞き取れる点が利点になります。

【ランキング】有線ヘッドホン おすすめランキング
【ランキング】有線ヘッドホン おすすめランキング

有線ヘッドホンのaudio-soundスコアランキングです。

【モニターヘッドホン Marantz Pro MPH-1 レビュー】骨太でウォームな甘いノスタルジックサウンド。ボーカルとベースが近く、全体的に調和的な雰囲気で音楽に浸れる
【モニターヘッドホン Marantz Pro MPH-1 レビュー】骨太でウォームな甘いノスタルジックサウンド。ボーカルとベースが近く、全体的に調和的な雰囲気で音楽に浸れる

Marantz Pro MPH-1はウォームで骨太なサウンドを聴かせるモニターヘッドホンです。業務用モニターらしく、作りは頑丈で、歪率も低く、コストパフォーマンスはかなり高いです。その調和的なサウンドはポップスやR&Bを暖かい雰囲気で楽しむのが好きな人には、かなり魅力的です。

previous arrow
next arrow
【モニターヘッドホン YAMAHA HPH-MT8 レビュー】それはまるで音のコクピット。適度な広さのフレームに多くの音を一気にしっかり聞かせてくれる。モニタリングチェックに最適で実用的なモニターヘッドホン
【開放型ヘッドホン GRADO RS2e レビュー】ダイナミックでエネルギッシュなGRADOリファレンスサウンド。鮮やかで生き生きとしたロックサウンドがここに
【モニターヘッドホン TAGO STUDIO T3-01 レビュー】ボーカル中心にステージングの良い中域を聴かせるスタジオモニターヘッドホン。音の質感が非常に自然
【モニターヘッドホン ULTRASONE Signature DJ レビュー】輪郭感の強い明瞭性重視のフラットサウンド。炸裂する音の粒子と活き活きした重低音。くっきり描き出される中域。とにかくかっこいい
【モニターヘッドホン Mackie MC-100 レビュー】ボーカル中心で中域をしっかり聞かせるリッチでウォームなレコーディングモニター。動画のナレーションもしっかり聞き取れる。ボーカリスト向き
【ランキング】有線ヘッドホン おすすめランキング
【モニターヘッドホン Marantz Pro MPH-1 レビュー】骨太でウォームな甘いノスタルジックサウンド。ボーカルとベースが近く、全体的に調和的な雰囲気で音楽に浸れる
previous arrow
next arrow
【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]

HiFiGOは、現在購入できるHiFi IEMのトップ5をテストしてリストにまとめることで、あなたを助けようと思います。このリストは、$500以下の価格帯から選ばれています($100以下のベスト、$200以下のベスト、など)。

【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]
【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]
【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]
【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]

beyerdynamic T5 3rd Generation

8.1

パッケージ

8.5/10

ビルドクオリティ

8.5/10

装着感

8.5/10

高域

7.0/10

中域

7.5/10

低域

8.0/10

歪みの少なさ

9.0/10

長所

  • 聴き心地が良いウォームサウンド
  • 中域への適切なフォーカス
  • 奥行き感のある音場
  • 高いグルーヴ感
  • 静寂感がある
  • 温かみのあるサウンド
  • ビルドクオリティ

短所

  • 音像の一貫性に欠ける
  • 派手さに欠ける
  • 拡張性に欠ける

コメント



タイトルとURLをコピーしました