【完全ワイヤレスイヤホン EarFun Air Pro 3 レビュー】完全ワイヤレスイヤホンの世界ヘビー級王者。Air Pro 2の正統後継機ではない。どちらかというとSoundPEATS T2の上位互換

【完全ワイヤレスイヤホン EarFun Air Pro 3 レビュー】完全ワイヤレスイヤホンの世界ヘビー級王者。Air Pro 2の正統後継機ではない。どちらかというとSoundPEATS T2の上位互換 5000円~10000円
EarFun Air Pro 3

免責事項

  1. このレビューは誠実な品質レビューを読者に伝えるためにEarFunから提供されたサンプルに基づいて書かれています。
  2. これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
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EarFun Air Pro 3の概要

こんな人におすすめ

  • とにかく深みのある重低域をとことん味わい尽くしたい
  • 低音声優のボイスを底の底から楽しみたい
  • 重厚感のあるサウンドが好き
  • 暗いサウンドが好き
  • 響きが豊かなサウンドが好き
  • 籠り感のあるサウンドが好き
  • ANC性能重視
  • マルチポイント対応機種を探している
  • 機能性重視
  • 通信品質重視
  • コスパ重視

基本スペック

  • 連続/最大再生時間:9h(ANC ON時7h)/45h
  • 防水性能:IPX5
  • 対応コーデック:aptX Adaptive/aptX/AAC/SBC
  • 価格帯:5000円~10000円

audio-soundスコア
EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3

  • パッケージ:8.0/10.0
  • ビルドクオリティ:8.5/10.0
  • 装着感:8.5/10.0
  • 高域:7.0/10.0
  • 中域:7.5/10.0
  • 低域:11.0/10.0
  • 歪みの少なさ:8.5/10.0
  • 通信品質:9.5/10.0
  • アクティブノイズキャンセリング:9.0/10.0

長所と短所

長所

  • 10Hzまで伸びている低域(驚愕)
  • 重厚
  • 上品でシック
  • 響きが豊か
  • 真の臨場感を生み出すディープベース
  • 強力なANC
  • マルチポイント対応
  • ワイヤレス充電対応

短所

  • 籠り感
  • 中域がかなり暗い
  • 低解像度
  • 原音忠実的ではない
  • 不自然な質感

EarFun Air Pro 3の特徴

EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3
  • ハイレゾ相当の高音質コーデックaptX Adaptiveに対応
  • クアルコム社(Qualcomm)の最先端チップ「QCC3071」を採用
  • 業界最新のBluetooth5.3にサポート、次世代BluetoothオーディオのLE Audioに対応予定
  • 11mmの大型ダイナミックドライバーを採用、迫力のある低音から滑らかな中高音まで艶のあるサウンドを
  • 業界トップクラスのANC‐43dBノイズを低減、圧倒的な没入感を生み出すアクティブノイズキャンセリング機能
  • 左右各3基の高性能マイクが内蔵され、騒がしい環境でも相手にクリアな音声で通話機能
  • マルチポイント機能搭載
  • 専用アプリ「EarFun Audio」によって、豊富な機能をカスタマイズ
  • 最大45時間の再生が可能
  • ワイヤレス充電・急速充電に対応
EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3

ハイレゾ相当の高音質コーデックaptX Adaptiveに対応

ハイレゾ相当(24bit/96kHz)の高音質コーデックaptX Adaptiveに対応し、楽曲に込められた繊細な表現を引き出し、細かなニュアンスがしっかり伝わり、滑らかで艶のあるサンドを味わえます。

EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3

圧倒的な没入感を生み出すアクティブノイズキャンセリング機能

独自のQuietSmart2.0™により、外部のノイズを逆位相の波型で打ち消して、業界トップクラスのANC‐43dBのノイズを低減、周囲の雑音をカット!ひとたび音楽を流せば自分だけの世界に没入できます。

EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3

より良いオトのため、すべてが進化

クアルコム社(Qualcomm)の最先端チップ「QCC3071」を採用。業界最新のBluetooth5.3にサポートしています。11mmの大型ダイナミックドライバーを採用し、迫力のある低音からより広い音場、歌声の細かなニュアンスや楽器の音の余韻まで感じられ、上質なオト追求するため、すべてが進化しました。そして、次世代BluetoothオーディオのLE Audioに対応予定です(対応するスマホンとの対応が必要)。

EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3

いつでもどこにいてもクリアな声を相手に

左右各3基の高性能マイクが内蔵され、cVc 8.0 ノイズキャンセリング技術によって、風切り音や騒音など90%まで低減させ、飲食店/地下鉄/バー/繁華街などの騒がしい環境でも相手にクリアな音声で通話できます。

EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3

充実のカスタマイズ機能で自分だけのイヤホンを

専用アプリ「EarFun Audio」によって、豊富な機能をカスタマイズでき、音質・ノイキャンの調整が自由自在。ロック系なら低音強めに、左利きなら左右の操作を入れ替え、 自分だけのイヤホンを創りましょう。

EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3


パッケージ(8.0)

EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3

パッケージは価格の水準を満たしています。

パッケージ内容

  • イヤホン本体
  • 専用充電ケース
  • イヤーピース
  • Type-Cケーブル
  • マニュアルや保証書類
EarFun Air Pro 3
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ビルドクオリティ(8.5)

EarFun Air Pro 3
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ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。

EarFun Air Pro 3
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装着感(8.5)

EarFun Air Pro 3
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装着感は良好です。

EarFun Air Pro 3
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接続品質

aptXでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では優秀な接続品質です。

人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟んでも通信が途切れることはなく、一貫して音楽を聴くことができます。

バックグラウンドノイズは少しあるかもしれませんが、ほとんど気になりません。

インターフェース/操作方法

操作インターフェースはタッチ式です。

電源ON充電ケースの蓋を開ける
電源OFF充電ケースにイヤホンを収納して、蓋を閉じる
ペアリング電源ON時に接続先がない場合は自動でペアリングモード
曲再生多機能ボタンを2回タップ
再生停止多機能ボタンを2回タップ
曲送り右側の多機能ボタンを3回タップ
曲戻し左側の多機能ボタンを3回タップ
音量+右側の多機能ボタンを1回タップ
音量-左側の多機能ボタンを1回タップ
通話応答多機能ボタンを2回タップ
通話終了多機能ボタンを2回タップ
音声アシスタント起動右側の多機能ボタンを2秒長押し
ANC/ヒアスルー切替左側の多機能ボタンを2秒長押し

アクティブノイズキャンセリング性能

詳細は有料記事に譲りますが、EarFun Air Pro 3のANC性能は価格帯では優秀な水準です。前世代のAir Pro 2とほぼ同等で、全体的に外音を削減してくれます。

対応アプリ

Earfun Audioアプリに対応します。

アプリで可能なこと

  • 音質のカスタマイズ
  • コントロールのカスタマイズ
  • ファームウェアアップデート
  • マニュアルの確認
  • 初期化
EarFun Air Pro 3
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音質

HATS測定環境

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • 小野測器 SR-2210 センサアンプ
  • 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
  • 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition

カプラー測定環境

  • Type5050 マイクアンプ電源
  • Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
  • オーディオインターフェース:MOTU M2

アナライザソフト

  • TypeDSSF3-L
  • Room EQ Wizard

REW周波数特性

Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。

当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。

周波数特性(RAW)

Sudio N2 Pro Frequency Response (RAW)
EarFun Air Pro 3 Frequency Response (RAW)

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス

測定値は有料記事をご覧ください。

UGREEN HiTune X6

オーディオステータス

EarFun Air Pro 3(ANC ON)のオーディオステータス
EarFun Air Pro 3(ANC ON)のオーディオステータス
※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として導入しています。

音質解説

今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15とaptXで接続してレビューします。

EarFun Air 3 Pro重低域重視のサウンドシグネチャーを持っています。

音質的には前世代のEarFun Air Pro 2とは全く異なるサウンドで、Air Pro 2の正統後継機という位置づけではありません。

EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3 vs EarFun Air Pro 2

以下のレビューはANC OFFを基本とします。ANC ON時の評価値はカッコ内に併記します。

レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。

  • 原音忠実度:自由音場フラットに基づく判定値。どれだけ自由音場フラット(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実]
  • 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
  • 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
  • クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
  • イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]

これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3
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低域(11.0)

  • 原音忠実度:S (S)
  • 臨場感:A- (A)
  • 深さ:A (A)
  • 重み:A (A)
  • 太さ:A- (A-)
  • 存在感:A+ (S-)

低域

EarFunはAir Pro 2までのニュートラルサウンドを捨て、Air Pro 3では明らかに低域にフォーカスを向けています。ANC OFF時でも十分な深さに到達する低域ですが、ANC ON時はなんと10Hz以下まで到達します。この数値はこれまで私が聞いてきた中で一番深いところまで出ていたSoundPEATS T2の15Hz付近という記録を抜き、前代未聞の深さを実現しているということを意味しています。

たとえば声優界最高の低域ボイスを持ち、「スピーカーでは聞こえない男」という異名を持つ速水奨さんのボイスの一番底をAir Pro 3ではたぶん聞くことができます。速水奨ファンなら見逃せないイヤホンかもしれません。

【低音ボイス声優】一番低いのは誰!?予想を超える結果が!!

低域にこだわる本当の重低域マニアにとって、現状で最高峰の低域イヤホンであることは間違いなく、唯一無二です。絶対に見逃せない逸品でしょう。

しかし、この低域がすべての禍の元であることも事実で、この過剰な重低域のせいで全体の解像度は低くなり、人によっては全体的に良く聞こえなくて非常に安っぽい音に聞こえる可能性があります。というより、重度の重低域マニアでもない限り、低域好きでも「これはやりすぎ」と思うくらい、賛否両論を生むんじゃないかと思います。

とにかく一番下の音を聞きたいという欲求を持つ重低域マニアにとっては現状における至宝です。

EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3

中域(7.5)

  • 原音忠実度:A- (B)
  • 厚み:B+ (B+)
  • 明るさ:B (B)
  • 硬さ:B- (C+)
  • 存在感:B (B)

中域

EarFun Air Pro 3の中域について語ることはほとんどありません。ANC ONでは低域がうるさすぎてまともに聞こえませんし、ANC OFFでも解像度が低く、全体的に響きが強すぎて個々の音像の輪郭が埋没してよくわかりません。

歪はかなり低いので透明度は高いですね。

EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3

高域(7.0)

  • 原音忠実度:D (D)
  • 艶やかさ:B (B-)
  • 鋭さ:B (B)
  • 脆さ:C+ (C+)
  • 荒さ:D- (D-)
  • 繊細さ:D- (D-)
  • 存在感:C+ (B-)

高域

一般にAir Pro 3の高域は存在感が弱めで、拡張性でも優れていません。

ANC OFF時は比較的まともな定位感を提供しますが、ディテール感はやや物足りないレベルです。ANC OFF時はディテールは改善されるものの、定位感が悪化します。

どちらにせよ、良く聞こえないので語るべきことはほとんどありません。

EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3

定位/質感

  • 質感の正確性:B (C)
  • 定位の正確性:A (B-)
  • オーケストラのテクスチャ:C-
  • 雅楽のテクスチャ:C-

定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。

オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。

この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。

このイヤホンでフルオーケストラを聴いても面白いところなんてほとんどありません。私?最高です。

雅楽もほかのイヤホンで聞いたほうがマシです。私?これ以上ないくらい極上ですね。

EarFun Air Pro 3
EarFun Air Pro 3

音場/クリア感/イメージング

  • 音場:B+
  • クリア感:A-
  • イメージング:B (C)
    • 高域:B (B-)
    • 中域:B (C)
    • 低域:B- (C-)

音場

深さは抜群に深く、中域で奥行きが強調され、高域の拡張性はかなり物足りません。

クリア感は価格の標準以上です。

イメージング性能は価格の平凡以下です。

 

音質総評

  • 原音忠実度:B+ (B)
  • おすすめ度:B
  • 個人的な好み:S+

音質総評

素晴らしいEarFun Air Pro 2の後継機種を探している人にとって、Air Pro 3は単なる悪夢です。一方で、音楽そのものの中に飛び込むほどの一体感を求める重低域マニアにとってAir Pro 3は、SoundPEATS T2を上回る性能が手に入る現状における究極のイヤホンです。

このイヤホンは万人向きではありません。

音質的な特徴

美点

  • 10Hzまで伸びている低域(驚愕)
  • 重厚
  • 上品でシック
  • 響きが豊か
  • 真の臨場感を生み出すディープベース

欠点

  • 籠り感
  • 中域がかなり暗い
  • 低解像度
  • 原音忠実的ではない
  • 不自然な質感
【完全ワイヤレスイヤホン EarFun Air Pro 3 レビュー】完全ワイヤレスイヤホンの世界ヘビー級王者。Air Pro 2の正統後継機ではない。どちらかというとSoundPEATS T2の上位互換

深みのある低域
重厚
響きが豊か

EarFun Air Pro 3
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レコーディングシグネチャー

レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはFiiO M15でレコーディングにAntelope Audio Amariを用いています。コーデックはLDACで、イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。

¥369,600(税込)

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
  • Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
  • オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
  • レコーディングソフト:Audacity

浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)

楽曲情報
  • 楽曲名:浮遊大陸アルジェス -Introduction-
  • アルバム名:Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation

Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. EarFun Air Pro 3
  3. EarFun Air Pro 3 (ANC ON)

Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-

楽曲情報
  • 楽曲名:Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. EarFun Air Pro 3
  3. EarFun Air Pro 3 (ANC ON)

Formidable Enemy

楽曲情報
  • 楽曲名:Formidable Enemy
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Formidable Enemy
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. EarFun Air Pro 3
  3. EarFun Air Pro 3 (ANC ON)

総評

EarFun Air Pro 3前世代Air Pro 2と同等以上の機能性とANC性能を持った優れた完全ワイヤレスイヤホンです。しかし、そのサウンドは低域マニア向けになっており、前世代のAir Pro 2の優れたニュートラルサウンドを好んでいた人にとって、まったく期待とは異なるサウンドに調整されています。

EarFun Air Pro 3は私がこの一年求め続けてきたSoundPEATS T2のほぼ完全な上位互換であり、重低域マニアならぜひ手に入れることをおすすめします。私は今年最後にこれまでで最高のイヤホンを手に入れた気分でこれ以上ないくらい幸せですね!ありがとうありがとうEarFun。本当にありがとうございました。

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EarFun Air Pro 3

8.6

パッケージ

8.0/10

ビルドクオリティ

8.5/10

装着感

8.5/10

高域

7.0/10

中域

7.5/10

低域

11.0/10

歪みの少なさ

8.5/10

通信品質

9.5/10

アクティブノイズキャンセリング

9.0/10

長所

  • 10Hzまで伸びている低域(驚愕)
  • 重厚
  • 上品でシック
  • 響きが豊か
  • 真の臨場感を生み出すディープベース

短所

  • 籠り感
  • 中域がかなり暗い
  • 低解像度
  • 原音忠実的ではない
  • 不自然な質感

コメント

  1. 匿名 より:

    こんにちは!
    アップデートによりかなり音やANCが変わったので、もしよければ再検証していただきたいです!
    お願いします

    • こんにちは!いつもありがとうございます。

      アップデートで音質が変わったことは存じております。
      グローバルでのリリースに合わせて日本での評価をフィードバックして調整したようです。
      まだ今後のアップデートでさらに変更される可能性もあると思われるので、もう少し落ち着いたら時間のある時に増補しようと思っています。



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