免責事項
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FZ Audio Liberty Z1の概要
こんな人におすすめ
- 深みのある重厚な低域が好き
- 籠った音が好き
基本スペック
- 再生周波数:20-20000Hz
- インピーダンス:16Ω
- 感度:118dB
- ピンタイプ:2pin
- 価格帯:1000円~3000円


- パッケージ:8.0/10.0
- ビルドクオリティ:8.5/10.0
- 装着感:8.5/10.0
- 高域:6.0/10.0
- 中域:5.0/10.0
- 低域:10.0/10.0
- 歪みの少なさ:8.0/10.0
美点
- 響きが豊か
- 重厚で深みのある低域
- 奥行き感のある音場
- 良好な解像度
- 良好な透明感
欠点
- 音が籠っている
- 不正確な質感
- ディテールに欠ける
- 高域の拡張性不足
- 暗い中域
- 繊細さの不足
FZ Audio Liberty Z1の特徴






パッケージ(8.0)














天空の高みから、鷲のように俯瞰して音楽を見渡すサウンド
MEAOESブランドから、2BA+2DD 4ドライバーハイブリッドイヤホン「Eagle」が発売されました。Eagleは知恵、勇気、自由、そして成功を象徴しています。MEAOESは、知恵と自由に満ちた音楽で私たちの内面を呼び覚まし、鷲のようにジャングルや山を旅し、本物の音を聴かせたいと願っています。
MEAOES Eagleは価格を超えたウルトラハイエンドに匹敵する解像度と繊細で分析的なサウンドを持つ優れたアナリティカル・モニターです。強い分離感のある非常にディテール感の高いサウンドを持っており、音楽を分析的に楽しみたい人にとって、価格を超えた最高の相棒になる可能性があります。パッケージも豪華で非常に高い満足度を得られるのも美点でしょう。
ビルドクオリティ(8.5)

ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。












装着感(8.5)

装着感は良好です。




“尊死“続出で大反響!今一番応援したくなる、青春初恋ラブコメ!! コミックス累計発行部数は300万部を突破。 「このマンガがすごい!オトコ編」に2年連続ランクイン、 「次にくるマンガ大賞2020 Webマンガ部門」では1位を獲得し、 注目を集めている『僕の心のヤバイやつ』。 大人にも刺さる甘く切ないストーリーながら、 くすりと笑える展開に中毒者が続出し大きな話題を呼んでいる。
そしてついに、2023年4月にTVアニメが放送決定。 監督を務めるのは叙情的な演出に定評のある赤城博昭(『からかい上手の高木さん』)。 シリーズ構成・脚本は細やかな人物描写を得意とする花田十輝(『ラブライブ!』『響け!ユーフォニアム』)、 キャラクターデザインは勝又聖人(『五等分の花嫁∬』)、音楽は牛尾憲輔(『映画「聲の形」』『チェンソーマン』)が担当。 アニメーション制作は色彩の美しさに定評のあるシンエイ動画が務める。
さらに市川京太郎役に堀江瞬、山田杏奈役に羊宮妃那を迎え、 市川と山田が織り成す初恋模様をリアルに表現。 原作の紡ぐ世界観、そしてもどかしいほどゆっくりと近づいていくふたりの心を丁寧に描いていく。




音質
HATS測定環境
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
- マイクプリアンプ:Type4053
- 小野測器 SR-2210 センサアンプ
- 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
- 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
- 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
カプラー測定環境
- Type5050 マイクアンプ電源
- Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
- オーディオインターフェース:MOTU M2
アナライザソフト
- TypeDSSF3-L
- Room EQ Wizard
REW周波数特性
Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。
当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。
周波数特性(RAW)


周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス
測定値は有料記事をご覧ください。


オーディオステータス


※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として導入しています。
制動
FZ Audio Liberty Z1はアンプの出力インピーダンスの影響をほとんど受けません。
測定値は有料記事をご覧ください。


音質解説
今回は標準イヤーチップ Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。
FZ Audio Z1はV字型のサウンドシグネチャーを持っています。
レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。
- 原音忠実度:自由音場補正済み周波数特性に基づく判定値。どれだけフラットスピーカーの音(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実][S+が最も原音忠実]
- 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
- 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
- クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
- イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]
これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。


低域(10.0)
- 原音忠実度:S
- 臨場感:A
- 深さ:A
- 重み:A
- 太さ:A-
- 存在感:A+


FZ Audio Liberty Z1の低域はかなり深くまで直線的に伸びています。
バスドラムは重みはかなり強く、インパクトも強力で、ランブルもかなり感じられるため、臨場感も良好です。
エレキベースも黒さは十分で、深みと広がりがあります。
総じてこの低域は量的にも質的にも十分低域好きを満足させることができると思われます。一方で、中域に対する存在感が強すぎ、中域をかなり濁らせる傾向があります。


中域(5.0)
- 原音忠実度:B+
- 厚み:B+
- 明るさ:B
- 硬さ:B-
- 存在感:B


FZ Audio Liberty Z1の中域はかなり引っ込んでおり、奥まった暗い位置で聞こえます。中域は全体的にエネルギーが弱く、響きに包まれて濁り特盛が強く聞こえますが、透明度は悪くなく、解像度は価格を考えるとまともな水準にあるため、埋没感は強いものの、それなりに聞こえます。
とはいえ、全体は響きが強くて音像が強く混濁して聞こえ、質感も不正確です。独特の籠りの強いライブ感があり、一部の人には高い没入感をもたらす可能性がありますが、一般には好まれないでしょう。
中域、高域ともに低域に対してかなり劣位に置かれているため、クランチ感、エッジ感、ディテールなど音楽描写に関わるほとんどの要素が不足します。結果として全体が濁って混然として聞こえますが、それに独特の調和感を感じる人には心地よいと思えるでしょう。
私には籠っているだけに聞こえます。


高域(6.0)
- 原音忠実度:D+
- 艶やかさ:B-
- 鋭さ:B
- 脆さ:C-
- 荒さ:D-
- 繊細さ:D-
- 存在感:C


高域は本当に良くありません。中高域を除いてはほとんど存在感が薄いので、音楽の細部やディテールのほとんどが不足します。
拡張性も悪く、単純に高域は閉じていて天井感があります。減衰自体はかなり自然にのびていくので、不自然さはあまりありませんが、そもそも高いところはよく聞こえません。
輪郭感は不足気味ではあるものの、それなりにしっかり描写できるので、それによってかろうじて音楽の構造の再現度で一定の水準を保っていはいますが、ほとんど見るべき要素のない高域です。


定位/質感
- 質感の正確性:C+
- 定位の正確性:D+
- オーケストラのテクスチャ:D-
- 雅楽のテクスチャ:D-
定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。
- オーケストラ:Berliner Philharmoniker and Rafael Kubelik「Dvorak: Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World” – IV. Allegro con fuoco
」(「Dvorak: The 9 Symphonies 」)[リファレンスイヤホン:AKG N5005 ] - 雅楽:宮内庁楽部「越天楽
」(「雅楽~平安のオーケストラ 」)[リファレンスイヤホン:final A3000]
オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。
この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。
おすすめしません。


音場/クリア感/イメージング
- 音場:B
- クリア感:B+
- イメージング:B+
- 高域:A
- 中域:B+
- 低域:B-


低域の深さは標準以上で、中域はかなり奥に聞こえ、高域の高さは大幅に物足りません。
クリア感は価格の水準を満たしています。
イメージング性能は価格以上です。


音質総評
- 原音忠実度:B+
- おすすめ度:D-
- 個人的な好み:D-


私の手に入れたFZ Audio Liberty Z1の個体は左右差もひどく、品質の上でも典型的な安い中華イヤホンといった感じでした。低域が強い音が好きだという人以外に、おすすめする要素は全くありませんし、低域が強いイヤホンが欲しい人でも、わざわざこれを選ばなくたっていいだろうというのが個人的な感想です。


音質的な特徴
美点
- 響きが豊か
- 重厚で深みのある低域
- 奥行き感のある音場
- 良好な解像度
- 良好な透明感
欠点
- 音が籠っている
- 不正確な質感
- ディテールに欠ける
- 高域の拡張性不足
- 暗い中域
- 繊細さの不足

響きが豊か
重厚で深みのある低域
奥行き感のある音場










レコーディングシグネチャー
レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。
レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。
参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはRME ADI-2 Pro FS R Black Edition
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
- マイクプリアンプ:Type4053
- Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
- Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
- オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
- レコーディングソフト:Audacity




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ハイエンド音質を求めるホームオーディオユーザーのために、AMÁRI はリファレンスグレードの AD/DA コンバーター、最大 24-bit 384 kHz 変換と DSD 128 をサポート。使いやすいインターフェースと Antelope の代名詞となったクロッキングを提供します。他のオーディオファンコンバータとは異なり、AMÁRI は、ヘッドフォンのメンブレーンウェイト補正として機能する、ご自身で抵抗値を選択できる 2つ のヘッドフォン出力を備えています。


- 8つの DAC を実装した「独自アーキテクチャ構造」を採用、驚異の ダイナミックレンジ 138dB DA 変換を実現
- デュアル ADC 構造 による、リファレンスグレードの ダイナミックレンジ 128dB AD 変換を実現
- 独立した デュアル DAC 構造 を採用した独自のヘッドフォン出力を搭載。(XLR バランス出力も可能)
- ヘッドフォンアンプは 17 Step の可変インピーダンス機能 を搭載、どんなヘッドフォンも完全に制御可能
- Antelope Audio の代名詞、64-bit Acoustically Focused Clocking (AFC) jitter management technology 採用
- 最大 384kHz/24-bit または DSD 128 に対応、ハイレゾや DSD 音源再生機として最高のポテンシャルを発揮
浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)
- 楽曲名:浮遊大陸アルジェス -Introduction-
- アルバム名:Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
- Copyright c Nihon Falcom Corporation


- 原曲(-23LUFS)
- FZ Audio Liberty Z1
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
- 楽曲名:Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
- アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック
- Copyright c Nihon Falcom Corporation
![イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]](https://i0.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/81jXRkM29ZL._SS500_.jpg?w=1256&ssl=1)
![イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]](https://i0.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/81jXRkM29ZL._SS500_.jpg?w=1256&ssl=1)
- 原曲(-23LUFS)
- FZ Audio Liberty Z1
Formidable Enemy
- 楽曲名:Formidable Enemy
- アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
- Copyright c Nihon Falcom Corporation
![イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]](https://i0.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/81OuvTqMT9L._SS500_.jpg?w=1256&ssl=1)
![イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]](https://i0.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/81OuvTqMT9L._SS500_.jpg?w=1256&ssl=1)
- 原曲(-23LUFS)
- FZ Audio Liberty Z1
総評
FZ Audio Liberty Z1は重厚で深みのある低域と響きが豊かな中域が魅力のイヤホンです。基本的には「籠っている音」の典型のような感じなので、おすすめできません。




Trustear ZEROは低価格でありながら、優れた水準の音質を提供するだけでなく、ハイエンドにも匹敵するパフォーマンスを持っています。パッケージも価格の水準以上で、全体的に購入して損はすることはまずないと言えるイヤホンでしょう。文句なくお勧めできる製品の一つと言えます。
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