【中華イヤホン KZ ZVX レビュー】ディテール感に優れたすっきり系リスニングイヤホン

【中華イヤホン KZ ZVX レビュー】ディテール感に優れたすっきり系リスニングイヤホン 1000円~3000円
KZ ZVX

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KZ ZVXの概要

こんな人におすすめ

  • ダイナミックなサウンドが好き
  • 低域の深さ重視
  • ディテール重視
  • クリア感重視
  • サウンドバランス重視
  • コスパ重視

基本スペック

  • インピーダンス: 25±3Ω
  • 周波数応答範囲:20Hz-40kHz
  • 感度: 109±3dB
  • ピンタイプ: 0.75mm (C-Pin)
  • 価格帯:1000円~3000円

audio-soundスコア
KZ ZVX
KZ ZVX

  • パッケージ:8.0/10.0
  • ビルドクオリティ:9.0/10.0
  • 装着感:8.5/10.0
  • 高域:9.5/10.0
  • 中域:10.0/10.0
  • 低域:9.5/10.0
  • 歪みの少なさ:9.0/10.0
  • コストパフォーマンスボーナス:12.5/10.0
長所と短所

長所

  • 良好な解像度
  • 広く聞こえる中域
  • 自然な質感
  • 優れたディテール
  • 繊細
  • 重厚で深みのある低域
  • 聴き心地が安定している
  • 良好なダイナミズム
  • 低歪でクリア
  • 良好な音像一貫性
  • 優れたビルドクオリティ

短所

  • 構築感に少し欠ける
  • 高域の拡張性に少し欠ける
  • 低域の深さはあとほんの少しほしい
  • CXSよりわずかに低下した定位感

KZ ZVXの特徴

KZ ZVX
KZ ZVX
  • 10mmのデュアルキャビティスーパーリニアダイナミックユニットを搭載
  • 4.8マイクロンの振動板
  • 4層のボイスコイル
  • 全金属シェルであり、外観デザインも優れている
  • ジオメトリとモダニズムの曲線美学デザインを採用
  • ハイパリティOFCケーブルを装備し、広く互換性のある2ピンインターフェイスを持つ

KZ ZVXは、10mmデュアルキャビティー・スーパーリニアダイナミックユニットを搭載した高性能イヤホンです。KZ ZVXは、フルメタルシェルを採用し、高級アクセサリーの製造工程を完全に追求しています。幾何学的かつ現代的で洗練された曲線美的デザインを採用しながら、KZ製品のクラシックなエルゴノミックな外観を継承しています。高純度酸素フリー銅フラットケーブルが搭載されており、高い信号伝送効率を持ち、良好な音質を保証しています。KZ ZVXは、広く互換性のある2ピンインターフェースを備えており、異なるワイヤースタイルに切り替えて、自由に音楽を楽しむことができます。

最新の音響技術を凝縮した新たなダイナミックドライバーユニット

KZ ZVXは、10mmのデュアルキャビティスーパーリニアダイナミックユニットを搭載しています。高価なイヤホンに搭載されている同じタイプのユニットとは異なり、このダイナミックユニットをベースに様々な革新を実施しました。KZ ZVXでは、直径約4.8ミクロンの振動板を使用しています。従来の振動板と比較して、質量が大幅に低減され、全体的な振動感度が向上し、細部を失うことなく音が出ます。

KZ ZVX
KZ ZVX

驚異のサウンドを実現する4層ボイスコイル

従来のダイナミックユニットは、主にダブル層ボイスコイルが搭載されていました。T-ironとマグネットの間に十分なスペースを確保することが主な配慮事項でした。組み立てプロセスによって引き起こされる寸法公差によるNGを回避するためです。今回、KZ ZVXでは4層ボイスコイル設計を採用し、磁気ギャップを約0.3mmから約0.15mmに縮小しました。ダブル層ボイスコイルを搭載した従来のダイナミックユニットよりも低周波数性能が向上しています。

KZ ZVX
KZ ZVX

美しいデザイン

KZ ZVXは、完全金属シェルを採用し、高級アクセサリーのプロセスに完全に従っています。ダイカスト、CNC、研磨、ポリッシュ、電気めっき、レーザーまでの各ステップを厳密に制御し、完璧な全体的な外観を実現しています。KZ ZVXは、これからのイヤホンの美的レファレンスとなれるような優れたデザインで構築されています。

KZ ZVX
KZ ZVX

エルゴノミックで快適な装着感を実現

KZ ZVXは、幾何学的で近代的な曲線美的デザインを採用し、KZ製品の古典的なエルゴノミックな外観を継承しています。芸術的な外観だけでなく、優れた装着感も持ち合わせています。

互換性のある2-PINインターフェース

KZ ZVXは、高純度酸素フリー銅フラットケーブルを搭載しており、高い信号伝送効率と音質を保証しています。また、聴取の好みに応じて異なるワイヤースタイルに切り替えることができる広く互換性のある2-PINインターフェースも備えています。

KZ ZVX
KZ ZVX

エントリークラスでありながらハイエンドを震撼させる存在

KZ ZVXは、良い素材から生まれた優れた音質とともに、優れた外観を兼ね備えています。KZ Acoustics Laboratoryによって測定されたデータが指し示す音質は、ハイエンド製品を開発するブランドに匹敵するものです。革新的なダイナミックユニットとボイスコイル設計が採用され、幾何学的で近代的な曲線美的デザインが施されたKZ ZVXは、イヤホン市場に新たな風を吹き込む存在となるでしょう。

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パッケージ(8.0)

KZ ZVX
KZ ZVX

パッケージは価格の標準を満たしています。

パッケージ内容

  • イヤホン本体
  • イヤーピース(フォーム)
  • マニュアル類
KZ ZVX
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KZ ZVX
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ビルドクオリティ(9.0)

KZ ZVX
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ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。外観はかなりかっこいいですね。CCA CXSよりディテール感がワンランクアップしています。

KZ ZVX
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装着感(8.5)

KZ ZVX
KZ ZVX

装着感は良好です。

KZ ZVX
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音質

HATS測定環境

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • 小野測器 SR-2210 センサアンプ
  • 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
  • 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition

カプラー測定環境

  • Type5050 マイクアンプ電源
  • Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
  • オーディオインターフェース:MOTU M2

アナライザソフト

  • TypeDSSF3-L
  • Room EQ Wizard

REW周波数特性

Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。

当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。

周波数特性(RAW)

KZ ZVX Frequency Response (RAW)
KZ ZVX Frequency Response (RAW)

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス

測定値は有料記事をご覧ください。

オーディオステータス

KZ ZVXのオーディオステータス
KZ ZVXのオーディオステータス
※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として導入しています。

制動

KZ ZVXはアンプの出力インピーダンスの影響を少し受けます。

測定値は有料記事をご覧ください。

Antelope Audio AMÁRI - Unboxing (Japanese)

ANTELOPE AUDIO 特集

ANTELOPE AUDIO(アンテロープオーディオ)は、20年以上に渡りハイエンドのデジタルオーディオクロックやAD/DAコンバーターを手がけるメーカーです。プロフェッショナルが認めるクリスタル・マスタークロックを始めとする独自技術により、完璧なクロッキングを実現。レコーディングスタジオやプロエンジニア、プロミュージシャンはもちろん、オーディオファンからも高い支持を集めています。

音質解説

今回は標準イヤーチップ Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。

KZ ZVXニュートラルを意識した中域充実系のサウンドシグネチャーを持っています。

レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。

  • 原音忠実度:自由音場補正済み周波数特性に基づく判定値。どれだけフラットスピーカーの音(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実][S+が最も原音忠実]
  • 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
  • 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
  • クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
  • イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]

これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

KZ ZVX
KZ ZVX
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低域(9.5)

  • 原音忠実度:S
  • 臨場感:A-
  • 深さ:A-
  • 重み:A-
  • 太さ:B+
  • 存在感:A-
低域

KZ ZVXの低域はかなり直線的に比較的深くまで到達しています。

バスドラムの音は重厚感があり、力感も十分で太く逞しく聞こえ、ランブルもそれなりに感じられるため臨場感は悪くありません。十分にインパクトが感じられます。

エレキベースは黒みがあり、引き締まりも良好で、深みに優れています。

深さや量で充分に低域好きを満足させられる水準にありますが、KZ製品の大多数と同じく、低域の存在感はやや強めであるため、低域が強い音が苦手な人には向きません。

KZ ZVX
KZ ZVX

中域(10.0)

  • 原音忠実度:S-
  • 厚み:B+
  • 明るさ:B
  • 硬さ:B
  • 存在感:B

中域

KZ ZVXの中域はニュートラルに近く調整されています。解像度は十分で、透明度も高い水準にあるため、十分にクリアでみずみずしく自然な質感を再現することができ、一般にオーディオマニアを十分満足させることができるでしょう。

中域はエッジがやや丸く聞こえるように調整されており、中心部はわずかに暗いかもしれませんが、高域の輝度と精細感が十分にあるため、高いディテール感があります。ただ、中域に対して輝度は少し高すぎるかもしれないため、少し音がキラキラ、ガシャガシャしがちで若干金属質に聞こえます。もちろんこれは中域の問題というよりは高域側のほうに問題があるというべきでしょう。

中域単体はCCA CXSKZ ZNAなどの前世代機に比べてさらに滑らかに音像一貫性を重視してチューニングされており、Ling Longなどで得られた経験がフィードバックされていることを窺わせます。

CXSやZNAの前世代の中域に比べて、ZVXの中域はソフトで丸く、耳当たりが良くなっていますが、その分ソリッドさが失われており、構築感はやや劣ります。そのせいで定位感に若干の悪影響が出ており、これら前世代機よりは中域の分離が悪く、定位感もわずかにはっきりしない感じがあるでしょう。といっても不足があってわかりづらいというほどではありません。また、この調整によりCXSなどより中域に余裕が感じられ、少し広く感じられるようになりました。モニター感がわずかに失われた代わりに、中域の密度が減ってリスニングの快適さが向上したとも判断できます。

KZ ZVX
KZ ZVX vs KZ ZNA vs CCA CXS
KZ ZVX
KZ ZVX

高域(9.5)

  • 原音忠実度:C
  • 艶やかさ:B
  • 鋭さ:B
  • 脆さ:C+
  • 荒さ:D+
  • 繊細さ:D+
  • 存在感:C

高域

ZVXの高域は精細感を重視して調整されています。拡張性はわずかに物足りません。

KZ ZVXの高域は前世代のCCA CXSと比べるとより高い高域を重視しており、繊細さや空気感が改善されています。そのため、より細やかで輝度の高い、ディテールに優れたサウンドが実現されています。ただ、少し金属的に聞こえやすくなり、アコースティックギターの爪弾きなどはプラチナのようにきれいに聞こえるようになったものの、シンバルクラッシュなどはガシャついたりシャカシャカしたりする感じが少し強くなり、荒っぽく聞こえやすくなりました。

またボーカルがCXSなどに比べると、すっきりして聞こえやすくなり、細い印象を受けるかもしれません。

KZ ZVX
KZ ZVX

定位/質感

  • 質感の正確性:S-
  • 定位の正確性:B-
  • オーケストラのテクスチャ:A+
  • 雅楽のテクスチャ:A+

定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。

オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。

この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。

CXSなど前世代モデルに比べて、中域の密度が薄くなりました。CXSのほうが定位感に優れており、中域をより構築的に聴かせることができるため、オーケストラの骨組みをより明確に感じられるでしょう。一方で、ZVXのサウンドはより伸びやか、かつ爽やかで繊細さに優れ、ダイナミズムに強調があります。一般にはCXSのほうがよりオーディオマニア向きのサウンドに思えますが、ZVXのほうが音に躍動感が感じられて楽しいかもしれません。

雅楽も同様にCXSのほうがおすすめですが、ZVXも悪くはありません。

KZ ZVX
KZ ZVX

音場/クリア感/イメージング

  • 音場:B+
  • クリア感:A
  • イメージング:B+
    • 高域:A+
    • 中域:B+
    • 低域:C+

音場

低域の深さは標準以上で、中域は比較的前面におり、高域の高さは少し物足りません。

クリア感は価格を考えるとかなり優秀です。

イメージング性能は価格の水準以上です。

KZ ZVX
KZ ZVX

 

音質総評

  • 原音忠実度:A
  • おすすめ度:S
  • 個人的な好み:S

音質総評

KZ ZVXはKZがたゆまぬ進歩の道を歩んでいることを証明します。ZVXでは前世代のCCA CXSに比べて透明度が改善され、より滑らかで聞き心地の良いサウンドが実現されており、レンジ感も向上しています。よりモニター的だったCCA CXSに比べると、若干リスニング寄りの中域になりましたが、ディテール感が向上したため、全体的なパフォーマンスではCXSをわずかに凌駕していると言えるでしょう。

総合的な音質ではMoondropやTANCHJIMといった定評あるブランドにKZはZVXでほとんど完全に追いついていると考えることができます。

KZ ZVX
KZ ZVX

音質的な特徴

美点

  • 良好な解像度
  • 広く聞こえる中域
  • 自然な質感
  • 優れたディテール
  • 繊細
  • 重厚で深みのある低域
  • 聴き心地が安定している
  • 良好なダイナミズム
  • 低歪でクリア
  • 良好な音像一貫性

欠点

  • 構築感に少し欠ける
  • 高域の拡張性に少し欠ける
  • 低域の深さはあとほんの少しほしい
  • CXSよりわずかに低下した定位感
【中華イヤホン KZ ZVX レビュー】ディテール感に優れたすっきり系リスニングイヤホン

良好な解像度とディテール
良好な音像一貫性
低歪でクリア

KZ ZVX
KZ ZVX
KZ ZVX
KZ ZVX
KZ ZVX
KZ ZVX
KZ ZVX
KZ ZVX
KZ ZVX
KZ ZVX

レコーディングシグネチャー

レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはRME ADI-2 Pro FS R Black Edition + Sabaj A10D 2022を使い、レコーディングにはAntelope Audio Amariを用いています。イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
  • Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
  • オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
  • レコーディングソフト:Audacity

Antelope Audio Amari
Antelope Audio AMÁRI - Unboxing (Japanese)

ハイエンド音質を求めるホームオーディオユーザーのために、AMÁRI はリファレンスグレードの AD/DA コンバーター、最大 24-bit 384 kHz 変換と DSD 128 をサポート。使いやすいインターフェースと Antelope の代名詞となったクロッキングを提供します。他のオーディオファンコンバータとは異なり、AMÁRI は、ヘッドフォンのメンブレーンウェイト補正として機能する、ご自身で抵抗値を選択できる 2つ のヘッドフォン出力を備えています。

  1. 8つの DAC を実装した「独自アーキテクチャ構造」を採用、驚異の ダイナミックレンジ 138dB DA 変換を実現
  2. デュアル ADC 構造 による、リファレンスグレードの ダイナミックレンジ 128dB AD 変換を実現
  3. 独立した デュアル DAC 構造 を採用した独自のヘッドフォン出力を搭載。(XLR バランス出力も可能)
  4. ヘッドフォンアンプは 17 Step の可変インピーダンス機能 を搭載、どんなヘッドフォンも完全に制御可能
  5. Antelope Audio の代名詞、64-bit Acoustically Focused Clocking (AFC)  jitter management technology 採用
  6. 最大 384kHz/24-bit または DSD 128 に対応、ハイレゾや DSD 音源再生機として最高のポテンシャルを発揮

Antelope Audio Amari

ANTELOPE AUDIO / AMARIは8つのDACを実装した「独自アーキテクチャ構造」を採用、驚異のダイナミックレンジ138dB DA変換を実現した高音質なAD/DAコンバーターです。最大 384kHz/24-bit または DSD 256 に対応。ハイレゾや DSD 音源再生機としてもおすすめです。


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楽曲情報
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Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. KZ ZVX
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. KZ ZVX
  3. CCA CXS

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Formidable Enemy
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. KZ ZVX
  3. CCA CXS
Sabaj A10D 2022

デュアルES9038Q2M搭載DACプリ・ヘッドホンアンプ

最新のUSB DAC Sabaj A10D 2022は、ヘッドホンアンプとしても使用できます。PCM 32bit / 768kHz、DSD512の再生に対応しており、高解像度音源を忠実に再生することが可能です。ボリュームはアナログ式で、スムーズに100段階調節でき、音量のコントロールでも妥協がないように設計されています。Bluetooth 5.0も搭載し、LDAC高音質コーデックを用いたワイヤレスでのオーディオ入力も楽しめます。

2022年版は、アンプの電源部分がアップグレードされ、より大きな容量のコンデンサーが使用されています。これにより、音質とパワーが向上しました。デザインも刷新されて高級感のあるアルミフレームを採用。目でもオーディオファンを楽しませます。

数々の改良が重ねられたSabaj A10D 2022はハイレゾ音源を手軽に楽しめるオーディオファン向けの最新おすすめ製品です。


ThieAudio GHOST
ThieAudio GHOST

総評

KZ ZVXは非常に低価格でありながら優れたビルドクオリティを持ち、音質面でも前世代のCCA CXSからさらに洗練されたサウンドを実現しています。CXSから改善されたディテールと透明感を持ち、音像一貫性が向上し、中域はよりすっきりと聞こえるようになってリスニングの快適性が増しました。KZ ZVXを通じて、KZは前世代からの確実な進歩を見せ、一流ブランドにも負けない音作りが可能なことを改めて示したと言えるでしょう。

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この記事では、世界中のオーディオ情報を収集している当ブログが、今最も評価が高く、最先端で流行している中華イヤホンの中から、1万円以下で買えるお財布に優しい機種を紹介します。

ここに紹介する機種は「実力派オーディオマニアがこぞって称賛したもの」と「一般的なオーディオファンから高い人気を得たもの」ばかりで、定まった評価をすでに確立している最新機種ばかりです。

KZ ZVX

9.5

パッケージ

8.0/10

ビルドクオリティ

9.0/10

装着感

8.5/10

高域

9.5/10

中域

10.0/10

低域

9.5/10

歪みの少なさ

9.0/10

コストパフォーマンスボーナス

12.5/10

長所

  • 良好な解像度
  • 広く聞こえる中域
  • 自然な質感
  • 優れたディテール
  • 繊細
  • 重厚で深みのある低域
  • 聴き心地が安定している
  • 良好なダイナミズム
  • 低歪でクリア
  • 良好な音像一貫性

短所

  • 構築感に少し欠ける
  • 高域の拡張性に少し欠ける
  • 低域の深さはあとほんの少しほしい
  • CXSよりわずかに低下した定位感

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