【完全ワイヤレス集音器 クロスブレイン きこエール レビュー】高域が繊細で心地よい。サウンドバランスは良好

【完全ワイヤレス集音器 クロスブレイン きこエール レビュー】高域が繊細で心地よい。サウンドバランスは良好 10000円~20000円
クロスブレイン きこエール

免責事項

  1. このレビューは誠実な品質レビューを読者に伝えるためにクロスブレインから提供されたサンプルに基づいて書かれています。
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クロスブレイン きこエールの概要

こんな人におすすめ

  • 手軽に使える集音機を探している
  • 奥行き感のある音が好き
  • 重厚感重視
  • 暗い音が好き
  • 高域をしっかり聞きたい

基本スペック

  • 連続/最大再生時間:9h/27h
  • 防水性能:IP54
  • 対応コーデック:AAC/SBC
  • 価格帯:10000円~20000円

audio-soundスコア
クロスブレイン きこエール
クロスブレイン きこエール

  • パッケージ:8.0/10.0
  • ビルドクオリティ:8.0/10.0
  • 装着感:8.5/10.0
  • 高域:9.0/10.0
  • 中域:8.5/10.0
  • 低域:9.0/10.0
  • 歪みの少なさ:7.0/10.0
  • 通信品質:9.5/10.0

長所と短所

長所

  • 奥行き感のある音場
  • 重厚
  • 強調される立体感
  • 良好な定位感
  • 前方定位的
  • 上品でシック
  • 良好な高域拡張性
  • 繊細
  • 良好な質感表現
  • 良好なサウンドバランス
  • 優秀な通信品質

短所

  • 暗い音
  • 物足りない解像度
  • 物足りないクリア感
  • 中域の透明度不足

クロスブレイン きこエールの特徴

クロスブレイン きこエール
クロスブレイン きこエール
  • 片耳わずか4gの完全ワイヤレスイヤホン機能付集音器
  • 最大10時間のパワフル再生
  • イヤホンのタッチセンサーでかんたんらくらく操作
  • 音量は8段階調節可能、最大40dB近く音量を増幅
  • 集音器専用チップを搭載、Bluetoothの最新規格であるVer .5.2Class2と集音機能を最適に融合させた最先端技術を搭載
ワイヤレスイヤホン機能付き【集音器】「きこエール」30秒PR動画
クロスブレイン きこエール
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¥18,200

 
 
 
 
 

パッケージ(8.0)

クロスブレイン きこエール
クロスブレイン きこエール

QCY T1Cのパッケージは価格の標準を満たしています。

パッケージ内容

  • イヤホン本体
  • 専用充電ケース
  • イヤーピース
  • Micro-Bケーブル
  • マニュアルや保証書類
クロスブレイン きこエール
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ビルドクオリティ(8.0)

クロスブレイン きこエール
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ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。表面はサンディマットのような粗い手触りが実現されており、滑りにくくなっています。

クロスブレイン きこエール
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装着感(8.5)

クロスブレイン きこエール
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装着感は良好です。

クロスブレイン きこエール
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クロスブレイン きこエール
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集音機能

集音機能は強度が調整可能です。以下は最大強度の集音機能をテストしたものです。

なお環境音源は効果音ラボさんの音源を利用しています。

接続品質

AACでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では優秀な接続品質です。

人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟んでも音が途切れることはなく、一貫して音楽を聴くことができました。

バックグラウンドノイズは少しあるかもしれませんが、ほとんど気になりません。

インターフェース/操作方法

操作インターフェースは物理式です。

電源ON充電ケースの蓋を開け、イヤホンを取り出す
電源OFF充電ケースにイヤホンを収納する
ペアリング電源ON後、接続先がなければ自動でペアリングモード
曲再生多機能ボタンを1回タップ
再生停止多機能ボタンを1回タップ
通話応答多機能ボタンを1回タップ
通話終了多機能ボタンを1回タップ
集音モードを起動多機能ボタンを4秒長押し
集音モードの音量を上げる右側の多機能ボタンを2回タップ
集音モードの音量を下げる左側の多機能ボタンを2回タップ
クロスブレイン きこエール

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音質

HATS測定環境

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • 小野測器 SR-2210 センサアンプ
  • 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
  • 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition

カプラー測定環境

  • Type5050 マイクアンプ電源
  • Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
  • オーディオインターフェース:MOTU M2

アナライザソフト

  • TypeDSSF3-L
  • Room EQ Wizard

REW周波数特性

Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。

当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。

周波数特性(RAW)

MUINE T1 Frequency Response (RAW)
CrossBrain Kikoyell Frequency Response (RAW)

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス

測定値は有料記事をご覧ください。

UGREEN HiTune X6

オーディオステータス

MUINE T1(ノーマルモード)のオーディオステータス
クロスブレイン きこエールのオーディオステータス
※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として導入しています。

音質解説

今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15とSBCで接続してレビューします。

クロスブレイン きこエール中域が凹んだU字型のサウンドシグネチャーを持っています。中域に対して高域が少し強めですが、これはきこエールのユーザー層である中高年以上の聴覚に合わせてあるためと思われます。

レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。

  • 原音忠実度:自由音場フラットに基づく判定値。どれだけ自由音場フラット(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実]
  • 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
  • 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
  • クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
  • イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]

これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

クロスブレイン きこエール
クロスブレイン きこエール
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低域(9.0)

  • 原音忠実度:S
  • 臨場感:B+
  • 深さ:A-
  • 重み:A-
  • 太さ:B+
  • 存在感:A-

低域

きこエールの低域は深みと重さに優れています。

ドラムキックはかなり重量感があり、インパクトが強く躍動的に聞こえます。エレキベースも黒く聞こえます。ランブルも悪くありません。

量と重みに優れた低域で、それなりに低域マニアを満足させるでしょう。

中域(8.5)

  • 原音忠実度:S-
  • 厚み:B+
  • 明るさ:B
  • 硬さ:B
  • 存在感:B

中域

きこエールの中域はやや暗い位置で聞こえやすく、高域や低域に比べると少し存在感が薄い印象になります。質感表現は比較的正確です。

それでもバランスは比較的取れているので聞こえづらさはそれほどありませんが、透明度は物足りません。

やや発色を抑えた、シックで上品に聞こえる中域です。

ボーカルは大人びて聞こえますが、サ行の刺さりはやや強く出やすく、曲によっては少しピーキーに思うかもしれません。シンバルの音などにもチラつき感のようなものがあります。

高域(9.0)

  • 原音忠実度:B-
  • 艶やかさ:B
  • 鋭さ:B-
  • 脆さ:B-
  • 荒さ:C-
  • 繊細さ:C-
  • 存在感:C+

高域

高域は拡張性も良好でかなり良質です。

ハイハットやアコースティックギターを聴くと、繊細で爽やかに抜けていく心地よい感触のある高域です。

ただ、中高域が不足しすぎているため、曲によっては高域で少しひきつるような感触が出ることがあり、ボーカルのサ行に刺さり感が出やすい傾向があります。

定位/質感

  • 質感の正確性:A+
  • 定位の正確性:B
  • オーケストラのテクスチャ:B
  • 雅楽のテクスチャ:B

定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。

オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。

この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。

上品でシックなフルオーケストラを楽しみたいなら悪くありません。重厚感もあり、定位感も良好で、少し暗い中域にホールのような雰囲気があります。抜けもよいのでバイオリンの伸びもきれいで印象的ですし、木管も爽やかに吹き抜けます。ただし中域の透明度が物足りず、華やかさも不足するため、音にみずみずしさがありません。

雅楽も少し薄暗い雰囲気で聞かせます。透明度が低く、華やかさにも欠けるため、篳篥の音が地味めに聞こえ、やや軸が弱い感じがあります。抜けが良いのですっきりと伸びるのはきれいですし、和音が繊細に聞こえますが、価格を考えると物足りなさを感じます。

音場/クリア感/イメージング

  • 音場:B+
  • クリア感:B-
  • イメージング:B
    • 高域:A-
    • 中域:B
    • 低域:C+

音場

深さは標準で、中域で奥行きが強調され、高域の拡張性は標準以上です。

クリア感は価格を考えると少し物足りません。

イメージング性能は価格帯では少し物足りません。

 

音質総評

  • 原音忠実度:A
  • おすすめ度:B
  • 個人的な好み:B+

音質総評

きこエールは全体的なサウンドバランスは悪くなく、とくに高域の調整がなかなかに優れています。しかし、全体的な解像度は物足りず、歪率もやや多めのため、総合的な音響性能では価格の水準を満たしているとは言い難いでしょう。

音質的な特徴

美点

  • 奥行き感のある音場
  • 重厚
  • 強調される立体感
  • 良好な定位感
  • 前方定位的
  • 上品でシック
  • 良好な高域拡張性
  • 繊細
  • 良好な質感表現
  • 良好なサウンドバランス

欠点

  • 暗い音
  • 物足りない解像度
  • 物足りないクリア感
  • 中域の透明度不足
【完全ワイヤレス集音器 クロスブレイン きこエール レビュー】高域が繊細で心地よい。サウンドバランスは良好

奥行き感のある音場
良好なサウンドバランス
良好な質感と定位感

クロスブレイン きこエール

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¥18,200

 
 
 
 
 

クロスブレイン きこエール
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レコーディングシグネチャー

レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはFiiO M15でレコーディングにAntelope Audio Amariを用いています。コーデックはSBCで、イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。

¥369,600(税込)

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
  • Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
  • オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
  • レコーディングソフト:Audacity

浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)

楽曲情報
  • 楽曲名:浮遊大陸アルジェス -Introduction-
  • アルバム名:Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation

Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
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  2. クロスブレイン きこエール

Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-

楽曲情報
  • 楽曲名:Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. クロスブレイン きこエール

Formidable Enemy

楽曲情報
  • 楽曲名:Formidable Enemy
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Formidable Enemy
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. クロスブレイン きこエール

総評

クロスブレイン きこエール良好なサウンドバランスを持っています。高域が非常にうまく調整されており、やや高域が弱く聞こえがちな中高年にマッチしているサウンドで、きこエールのターゲット層向けにうまく適合しています。ただし、総合的な音響性能は価格帯では平凡かやや物足りない水準にあるため、純粋なイヤホンとしてこれを検討している場合はほかの機種を買ったほうが満足度は高いと思われます。

クロスブレイン きこエール

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クロスブレイン きこエール

8.4

パッケージ

8.0/10

ビルドクオリティ

8.0/10

装着感

8.5/10

高域

9.0/10

中域

8.5/10

低域

9.0/10

歪みの少なさ

7.0/10

通信品質

9.5/10

長所

  • 奥行き感のある音場
  • 重厚
  • 強調される立体感
  • 良好な定位感
  • 前方定位的
  • 上品でシック
  • 良好な高域拡張性
  • 繊細
  • 良好な質感表現
  • 優秀な通信品質

短所

  • 物足りないクリア感
  • 暗い音
  • 物足りない解像度
  • 中域の透明度不足

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