【中華イヤホン Moondrop LAN レビュー】優れたビルドとパッケージ。VDSFターゲットに基づくバランスの良いサウンド

【中華イヤホン Moondrop LAN レビュー】優れたビルドとパッケージ。VDSFターゲットに基づくバランスの良いサウンド 5000円~10000円
Moondrop LAN

免責事項

  1. このレビューは「私的な購入品」または「対価を払ってレンタルした商品」に基づいて書かれています。
  2. これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  3. 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。
  4. 「audio-sound @ premium」はamazon.co.jpおよびamazon.comほか通販サイトの取扱商品を宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣言プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラム等の参加者です。

Moondrop LANの概要

こんな人におすすめ

  • 優れたモニターイヤホンを探している
  • バランスの良いサウンドが好き
  • 低域の深みにこだわる
  • ポップスファン
  • 明るい中域が好き
  • デザイン重視
  • コスパ重視

基本スペック

  • インピーダンス:32Ω±15%
  • 周波数応答範囲:15Hz-37kHz
  • 感度:120dB/Vrms
  • コネクター:0.78mm 2pin
  • 価格帯:5000円~10000円

audio-soundスコア
Moondrop LAN
Moondrop LAN

  • パッケージ:9.0/10.0
  • ビルドクオリティ:9.0/10.0
  • 装着感:8.5/10.0
  • 高域:8.5/10.0
  • 中域:10.5/10.0
  • 低域:9.5/10.0
  • 歪みの少なさ:9.0/10.0
  • コストパフォーマンスボーナス:12.5/10.0
長所と短所

長所

  • ほぼ完璧な質感
  • サウンドバランスが良い
  • 明るい中域
  • みずみずしい
  • 良好な解像度
  • 深さに優れた低域
  • 良好なクリア感
  • ほぼ完璧なモニタースピーカーサウンド
  • 音像一貫性に優れる
  • 透明度の高い音
  • 前方定位的
  • 優れたパッケージ
  • 優れたビルド

短所

  • うるさくなりやすい中域上部
  • くつろいだリスニングにはややはっきりしすぎる音
  • ディテールと繊細さに欠ける
  • 輝度不足
  • 音質的にはほぼほぼ劣化CHU

Moondrop LANの特徴

Moondrop LAN
Moondrop LAN
  • 新世代の大型ダイナミック型ドライバー
  • 高効率な内磁型ドライバー構造
  • 小型・軽量なシェルデザイン
  • プロフェッショナル・チューニングによる高音質化
Moondrop LAN
Moondrop LAN

新設計の大型ベリリウムメッキドーム型複合振動板ダイナミックドライバーユニット

Moondropは、カスタマイズされたドライバーユニットを搭載した高性能インイヤーモニターの設計で長年の経験を持っています。最新の「LAN」では、新世代の大型ベリリウムメッキドーム複合振動板、真鍮製内部音響キャビティ付き高効率内部磁気ドライバー構造を採用しています。

MIM冶金処理ステンレススチールシェル

Moondropは、最新の “LAN “のイヤーシェルに高品質なステンレススチールの素材を使用しています。この技術はユニバーサル製品に初めて採用され、「LAN」の高級感ある質感と優れた品質を約束します。

Moondrop LAN
Moondrop LAN

VDSFのターゲットレスポンスに合わせたチューニング

Moondropは、高性能オーディオ機器に関する長年の知識と経験を活かしてLANを設計しました。このペアの周波数特性はVDSFのターゲットレスポンスに合致しており、出力信号の歪みを極めて低く抑えています。優れた解像度とリファレンスグレードの自然な音色で、聴く人に開放的で生き生きとした自然なサウンドを提供します。プロフェッショナルなチューニングで様々なジャンルの音楽を引き立て、多くのオーディオファンにとって理想的な選択となることでしょう。

交換可能なケーブル

Moondrop LANは、ユニバーサル0.78mm互換ケーブルを採用しており、モニター用のアップグレードケーブル、通話/ゲーム用のマイク付きケーブル、屋外でのリスニング用のBluetoothケーブルなど、ケーブルを交換することが可能です。

Moondrop LAN
Moondrop LAN
おすすめミュージック
安月名莉子「Glow at the Velocity of Light」MV (TVアニメ「彼方のアストラ」EDテーマ)

TVアニメ「彼方のアストラ」EDテーマを担当するのは、昨年10月放送された人気アニメ「やがて君になる」のOPテーマ「君にふれて」でメジャーデビューし、ゲーム「夢現Re:Master」ではエンディングテーマだけでなく声優デビューも果たしたばかり のシンガー安月名莉子。EDテーマ「Glow at the Velocity of Light」は、銀河を想起させるスケール感と透明感のある歌声が伸びやかに広がる一曲。作曲は欅坂46「黒い羊」「エキセントリック」などを手がけた、だいし君と 山内パンプキンによるユニット・ナスカが担当。作詞はTVアニメ「あそびあそばせ」OP「スリピス」で話題となったプロフィール不明の作家・タナカ零が担当。

宇宙への往来が当たり前になった近未来で、9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、予想外の事態とは……!?「マンガ大賞2019」大賞を受賞!『SKET DANCE』の篠原健太が描く大人気SFサバイバルストーリーが待望のTVアニメ化決定!©篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会

パッケージ(9.0)

Moondrop LAN
Moondrop LAN

パッケージは価格の標準を満たしています。

パッケージ内容

  • イヤホン本体
  • イヤーピース
  • キャリングポーチ
  • マニュアル類
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN

ビルドクオリティ(9.0)

Moondrop LAN
Moondrop LAN

ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。

Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
ThieAudio GHOST
Moondrop LAN
ThieAudio GHOST
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN

装着感(8.5)

ThieAudio GHOST
ThieAudio GHOST

装着感は良好です。

ThieAudio GHOST
ThieAudio GHOST
ThieAudio GHOST
ThieAudio GHOST
ThieAudio GHOST
ThieAudio GHOST

音質

HATS測定環境

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • 小野測器 SR-2210 センサアンプ
  • 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
  • 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition

カプラー測定環境

  • Type5050 マイクアンプ電源
  • Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
  • オーディオインターフェース:MOTU M2

アナライザソフト

  • TypeDSSF3-L
  • Room EQ Wizard

REW周波数特性

Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。

当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。

周波数特性(RAW)

Moondrop LAN Frequency Response (RAW)
Moondrop LAN Frequency Response (RAW)

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス

測定値は有料記事をご覧ください。

オーディオステータス

Moondrop LANのオーディオステータス
Moondrop LANのオーディオステータス
※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として導入しています。

制動

Moondrop LANはアンプの出力インピーダンスの影響をほとんど受けません。

測定値は有料記事をご覧ください。

Antelope Audio AMÁRI - Unboxing (Japanese)

ANTELOPE AUDIO 特集

ANTELOPE AUDIO(アンテロープオーディオ)は、20年以上に渡りハイエンドのデジタルオーディオクロックやAD/DAコンバーターを手がけるメーカーです。プロフェッショナルが認めるクリスタル・マスタークロックを始めとする独自技術により、完璧なクロッキングを実現。レコーディングスタジオやプロエンジニア、プロミュージシャンはもちろん、オーディオファンからも高い支持を集めています。

音質解説

今回は標準イヤーチップ Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。

Moondrop LANニュートラルを意識したスタジオチューニングライクのサウンドシグネチャーを持っています。

レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。

  • 原音忠実度:自由音場補正済み周波数特性に基づく判定値。どれだけフラットスピーカーの音(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実][S+が最も原音忠実]
  • 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
  • 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
  • クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
  • イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]

これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

Moondrop LAN
Moondrop LAN
クラシックでファッショナブルなローズウッド製密閉型HiFiヘッドホン「SIVGA Oriole」の海外レビューまとめ

本記事では、Sivgaの最新密閉型ヘッドホン「SIVGA Oriole」のレビューを総まとめしています。

【中華イヤホン FAudio Passion レビュー】光沢感のある艶やかな中高域をしっかり聞かせるイヤホン。シンセ音がきれいで緻密なテクノサウンドを楽しませてくれる

FAudio Passionは中高域を鮮やかに聴かせる印象的なイヤホンです。それは音像を安定的にわかりやすく描写し、少し平面的な音場に明るく、把握しやすい形でディテールを再現してくれます。ただし、質感 Read more

低域(9.5)

  • 原音忠実度:S
  • 臨場感:B+
  • 深さ:B+
  • 重み:B+
  • 太さ:B+
  • 存在感:B
低域

Moondrop LANの低域はかなり直線的に深くまで伸びています。

バスドラムの音は太く重厚感があり、引き締まりも悪くありません。ランブルも比較的よく聞こえます。

また、エレキベースも広がりがあり、引き締まりも悪くなく、黒さも適度で心地よいです。

ただ、音量的には中音域とのバランスが取れているものの、私には少し物足りない量です。それでも、一般的には優れており、ほとんどの人を満足させるでしょう。

Moondrop LAN
Moondrop LAN

中域(10.5)

  • 原音忠実度:S
  • 厚み:B+
  • 明るさ:B+
  • 硬さ:B+
  • 存在感:B

中域

Moondrop LANの中域はほぼ完璧にニュートラルで前面に出てきます

透明度はかなり良好で背景と楽器音はよく分離されており、十分にソリッドで構築感にも優れているため、立体感も悪くありません。

ただし高域で少しエネルギーが足りてないので、ディテールは少し不足しています。

十分にスタジオモニターとして優秀と言えますが、中域の音像が少し大きすぎます。とはいえ、中域は単体として優れており、問題はほとんど高域にあります。

Moondrop LAN
Moondrop LAN

高域(8.5)

  • 原音忠実度:B+
  • 艶やかさ:B+
  • 鋭さ:B+
  • 脆さ:C+
  • 荒さ:D+
  • 繊細さ:D+
  • 存在感:C+

高域

一般にMoondropのVDSFターゲットの最大の欠点は高域にあります。しかし、Moondrop自身はVDSFターゲットを理想的と考えて、かなり保守的なチューニングスタイルを堅持していることが今回のLANで明らかになったと思われます。したがって、Moondropが最近のKnowlesの報告などを受け入れて、ターゲットカーブに関する考え方を変えない限り、おそらくこの問題の解決が早々に行われることは期待できません。

Moondrop LANの高域は一般に、スタジオモニターとして期待される輝度と繊細さを提供することができません。この点でKATOCHUのほうが全体的に優れたディテールが得られ、おそらく多くのユーザーを惹きつけます。高域の滑らかさを見ても、CHUのほうがスムーズな構造になっているため、拡張性を除けばLANの高域にCHUより良いところはほとんどありません。

どちらにせよ、LANの高域は少し期待外れですね。KATOやCHUの頃はMoondropは順調に前進していると考えていましたが、Stellarisでかなり革新を試みて混乱が見られた後、LANで一気に保守的な姿勢に回帰したことを見ると、この一年あたりの様々な試みの後で、彼ら自身は自らの伝統的なスタイルに閉じこもることを選択したようです。これはちょっと残念な結果になっていると思います。

Moondrop LAN
Moondrop LAN vs KATO vs CHU vs Stellaris
Moondrop LAN
Moondrop LAN

定位/質感

  • 質感の正確性:S+
  • 定位の正確性:C+
  • オーケストラのテクスチャ:A
  • 雅楽のテクスチャ:A

定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。

オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。

この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。

フルオーケストラを聴くことを考えた場合、定位感の正確性と高域の滑らかで自然な伸びが期待でき、低域の重厚感も優れているCHUのほうがおそらく多くの人にとってより良い選択肢です。LANは悪くありませんが、CHUがより安い価格で買えるため、こちらを選ぶメリットは高域拡張性でわずかに勝る以外、ほとんどありません。

雅楽もCHUで聴いたほうがいいでしょう。決して優れていないわけではありませんが、CHUを聴いた後だとだいぶ物足りません。

Moondrop LAN
Moondrop LAN

音場/クリア感/イメージング

  • 音場:B+
  • クリア感:A
  • イメージング:B+
    • 高域:A+
    • 中域:B+
    • 低域:C+

音場

深さは標準的で、中域は詳細で透明度が高く、高域は高さは標準か少し優れた水準です。

クリア感は価格を考えるとかなり優秀です。

イメージング性能は価格の水準以上です。

Moondrop LAN
Moondrop LAN

 

音質総評

  • 原音忠実度:S-
  • おすすめ度:A+
  • 個人的な好み:A

音質総評

Moondrop LANはスピーカーの定位感に基づき、原音忠実性の高いサウンドを提供できるイヤホンです。

そのサウンドバランスはブランドの中で最も保守的な傾向に位置します。基本的にはCHUのほうが解像度が高く、ディテールでも優れたサウンドを提供できるため、LANよりCHUを買うほうがよいと言えるでしょう。

Moondrop LAN
Moondrop LAN

音質的な特徴

美点

  • ほぼ完璧な質感
  • サウンドバランスが良い
  • 明るい中域
  • みずみずしい
  • 良好な解像度
  • 深さに優れた低域
  • 良好なクリア感
  • ほぼ完璧なモニタースピーカーサウンド
  • 音像一貫性に優れる
  • 透明度の高い音
  • 前方定位的

欠点

  • うるさくなりやすい中域上部
  • くつろいだリスニングにはややはっきりしすぎる音
  • ディテールと繊細さに欠ける
  • 輝度不足
  • 音質的にはほぼほぼ劣化CHU
【中華イヤホン Moondrop LAN レビュー】優れたビルドとパッケージ。VDSFターゲットに基づくバランスの良いサウンド

低歪でクリア
ほぼ完璧なモニタースピーカーサウンド
明るい中域

Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
Moondrop LAN
POP UP PARADE ゆるキャン△ 志摩リン
POP UP PARADE ゆるキャン△ 志摩リン

レコーディングシグネチャー

レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはRME ADI-2 Pro FS R Black Edition + TOPPING A90を使い、レコーディングにはAntelope Audio Amariを用いています。イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
  • Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
  • オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
  • レコーディングソフト:Audacity

Antelope Audio Amari
Antelope Audio AMÁRI - Unboxing (Japanese)

ハイエンド音質を求めるホームオーディオユーザーのために、AMÁRI はリファレンスグレードの AD/DA コンバーター、最大 24-bit 384 kHz 変換と DSD 128 をサポート。使いやすいインターフェースと Antelope の代名詞となったクロッキングを提供します。他のオーディオファンコンバータとは異なり、AMÁRI は、ヘッドフォンのメンブレーンウェイト補正として機能する、ご自身で抵抗値を選択できる 2つ のヘッドフォン出力を備えています。

  1. 8つの DAC を実装した「独自アーキテクチャ構造」を採用、驚異の ダイナミックレンジ 138dB DA 変換を実現
  2. デュアル ADC 構造 による、リファレンスグレードの ダイナミックレンジ 128dB AD 変換を実現
  3. 独立した デュアル DAC 構造 を採用した独自のヘッドフォン出力を搭載。(XLR バランス出力も可能)
  4. ヘッドフォンアンプは 17 Step の可変インピーダンス機能 を搭載、どんなヘッドフォンも完全に制御可能
  5. Antelope Audio の代名詞、64-bit Acoustically Focused Clocking (AFC)  jitter management technology 採用
  6. 最大 384kHz/24-bit または DSD 128 に対応、ハイレゾや DSD 音源再生機として最高のポテンシャルを発揮

Antelope Audio Amari

ANTELOPE AUDIO / AMARIは8つのDACを実装した「独自アーキテクチャ構造」を採用、驚異のダイナミックレンジ138dB DA変換を実現した高音質なAD/DAコンバーターです。最大 384kHz/24-bit または DSD 256 に対応。ハイレゾや DSD 音源再生機としてもおすすめです。


浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)

楽曲情報
  • 楽曲名:浮遊大陸アルジェス -Introduction-
  • アルバム名:Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation

Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. Moondrop LAN

Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-

楽曲情報
  • 楽曲名:Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. Moondrop LAN

Formidable Enemy

楽曲情報
  • 楽曲名:Formidable Enemy
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Formidable Enemy
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. Moondrop LAN
おすすめミュージック

懐かしいアニメの主題歌やBGMを、1200円(税抜)という魅力的なプライスに詰め込んだ「ANIMEX1200」シリーズ。本盤は、1981年に公開された松本零士原作の劇場用長編アニメ『さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-』のオリジナル・サウンドトラックで、1981年にリリースされたもののリマスタリング版。

メーテルと鉄郎は?いまこそ、すべてのミステリーが明かされる!?あれから2年、地球に帰り着いた星野鉄郎を待ち受けていたのは、機械化人間により占拠されつつある地球であった…。確かにあの時、機械帝国は滅んだはずではなかったか…?再び武器を取る鉄郎の許にメーテルからのメッセージが届けられ、再び999に乗り、一人最後の旅に出る鉄郎を待ち受けていたのは…。前作の続編となるシリーズ第2弾!

総評

Moondrop LANほぼ完璧にスピーカーの定位感を再現するスタジオモニターライクサウンドを持ち、優れた透明度と原音忠実性を実現し、非常にクリアで低歪なサウンドを持っています。パッケージとビルドのクオリティも非常に高く、廉価でありながら所有欲もかなり満たしてくれます。しかし、より優れた兄弟機であるCHUがより安く買えるため、LANの存在感を希薄なものとするでしょう。

【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]
【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]
【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]
【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]
【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]

この記事では、世界中のオーディオ情報を収集している当ブログが、今最も評価が高く、最先端で流行している中華イヤホンの中から、1万円以下で買えるお財布に優しい機種を紹介します。

ここに紹介する機種は「実力派オーディオマニアがこぞって称賛したもの」と「一般的なオーディオファンから高い人気を得たもの」ばかりで、定まった評価をすでに確立している最新機種ばかりです。

Moondrop LAN

9.6

パッケージ

9.0/10

ビルドクオリティ

9.0/10

装着感

8.5/10

高域

8.5/10

中域

10.5/10

低域

9.5/10

歪みの少なさ

9.0/10

コストパフォーマンスボーナス

12.5/10

長所

  • 低歪でほぼ完璧な質感クリア
  • サウンドバランスが良い
  • 明るい中域
  • みずみずしい
  • 良好な解像度
  • 良好なクリア感
  • ほぼ完璧なモニタースピーカーサウンド
  • 音像一貫性に優れる
  • 透明度の高い音
  • 優れたパッケージとビルド

短所

  • うるさくなりやすい中域上部
  • くつろいだリスニングにはややはっきりしすぎる音
  • ディテールと繊細さに欠ける
  • 輝度不足
  • 音質的にはほぼほぼ劣化CHU

コメント



タイトルとURLをコピーしました