【完全ワイヤレスイヤホン Technics EAH-AZ40 レビュー】ザ・ドンシャリサウンド

【完全ワイヤレスイヤホン Technics EAH-AZ40 レビュー】ザ・ドンシャリサウンド 10000円~20000円
Technics EAH-AZ40

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Technics EAH-AZ40の概要

こんな人におすすめ

  • 深みのある重厚な低域が好き
  • マルチポイント対応機種を探している
  • 機能性重視

基本スペック

  • 連続/最大再生時間:7.5h/25h
  • 防水性能:IPX4
  • 対応コーデック:AAC/SBC
  • 価格帯:10000円~20000円

audio-soundスコア
Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40

  • パッケージ:8.0/10.0
  • ビルドクオリティ:8.5/10.0
  • 装着感:8.5/10.0
  • 高域:5.0/10.0
  • 中域:7.5/10.0
  • 低域:10.0/10.0
  • 歪みの少なさ:8.0/10.0
  • 通信品質:9.0/10.0

長所と短所

長所

  • 上品でシック
  • 奥行き感のある音
  • 重厚
  • 優秀なディテール
  • 多機能
  • マルチポイント対応

短所

  • 癖が強い
  • 質感表現が不自然
  • 色づきが悪く地味
  • 高域がガシャガシャしてうるさい

Technics EAH-AZ40の特徴

Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40
  • コンパクトサイズの高品位なデザイン
  • 自然で厚みのある高音質を実現
  • 通話音声処理技術「JustMyVoice」テクノロジー搭載

独自の音響技術により小型でも自然で厚みのある高音質を実現

テクニクスの音響技術により、高音質を追求しました。独自の音響構造を備えた新開発の一体型ドライバーを搭載し、小型サイズながらも自然で厚みのある高音質を実現します。

独自の音響構造「アコースティックコントロールチャンバー」と「ハーモナイザー」を搭載。音響構造とドライバーを一体化

小型化を実現するため、独自の音響構造をドライバーと一体化したドライバーモジュールを新開発しました。音響構造からこだわることで、ドライバーの性能を最大限に引き出し、音楽をリアルに描く高音質を実現しました。

ドライバーには直径6㎜のPEEK振動板を採用。極めて小さなサイズながらも音響構造からこだわることで、ドライバーの性能を最大限に引き出し、音楽をリアルに描く高音質を実現しました。

Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40

コンパクトサイズを追求した高品位なデザイン

日常的な使いやすさと装着性を重視して小型化を追求しました。イヤホン本体はもちろん、充電ケースもコンパクトなサイズで日常的に持ち運びやすいモデルとしています。また、3色のカラーバリエーションを用意しており、お好みやファッションに合わせてお選びいただけます。

Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40

人間工学に基づき、コンパクト化とともに優れた装着性を実現

イヤホン本体部の高さの低減や、耳との接触部の面積が増えるデザインの採用で安定した装着を可能。耳からはみ出す部分も小さくなり、長時間装着していても外れにくく、疲れにくい形状としました。

質感の高いデザインと3色のカラーバリエーション

タッチセンサー部にサーキュラー加工を施すなど質感に優れたデザインを採用。特徴的な2か所のマイク部には金属メッシュを採用。
ローズゴールド、ブラック、シルバーの3色のカラーバリエーションを用意しました。
イヤホン本体と充電ケースも同色で揃えています。

Technics EAH-AZ40
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XSを含む4サイズのイヤーピース

イヤホン本体と色を合わせたシリコン製の正円タイプを採用。イヤーピースは周辺部と中心部でシリコンの硬度を変えて最適化することでフィット感と遮音性を両立しました。耳の小さい方にも快適にお使い頂けるようにXSサイズを含む4サイズ(XS/S/M/L)からフィット感や音質などの好みに応じて選択できます。

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パッケージ(8.0)

Technics EAH-AZ40
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パッケージは価格の水準を満たしています。

パッケージ内容

  • イヤホン本体
  • 専用充電ケース
  • イヤーピース
  • Type-Cケーブル
  • マニュアルや保証書類
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ビルドクオリティ(8.5)

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ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。

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装着感(8.5)

Technics EAH-AZ40
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装着感は良好です。

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接続品質

AACでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では優秀な接続品質です。

人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟むと一瞬通信は途切れますが、すぐに接続は回復し、その後は一貫して音楽を聴くことができました。

バックグラウンドノイズは少しあるかもしれませんが、ほとんど気になりません。

インターフェース/操作方法

操作インターフェースはタッチパネル式です。

電源ON充電ケースの蓋を開け、イヤホンを取り出す
電源OFF充電ケースにイヤホンを収納する
ペアリング充電ケースの蓋を開け、イヤホンを取り出し、LEDが青に点灯している間に左右どちらかの多機能ボタンを7秒長押し
曲再生多機能ボタンを1回タップ
再生停止多機能ボタンを1回タップ
曲送り右側の多機能ボタンを2回タップ
曲戻し右側の多機能ボタンを3回タップ
音量+左側の多機能ボタンを2回タップ
音量-左側の多機能ボタンを3回タップ
通話応答多機能ボタンを1回タップ
通話終了多機能ボタンを1回タップ
音声アシスタント起動左側の多機能ボタンを2秒長押し
ヒアスルー切替右側の多機能ボタンを2秒長押し

対応アプリ

Technics Audio Connectアプリに対応します。

アプリで可能なこと

  • 音質のカスタマイズ
  • ファームウェアアップデート
  • マニュアルの確認
  • 初期化
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音質

HATS測定環境

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • 小野測器 SR-2210 センサアンプ
  • 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
  • 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition

カプラー測定環境

  • Type5050 マイクアンプ電源
  • Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
  • オーディオインターフェース:MOTU M2

アナライザソフト

  • TypeDSSF3-L
  • Room EQ Wizard

REW周波数特性

Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。

当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。

周波数特性(RAW)

Technics EAH-AZ40 Frequency Response (RAW)
Technics EAH-AZ40 Frequency Response (RAW)

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス

測定値は有料記事をご覧ください。

UGREEN HiTune X6

オーディオステータス

Technics EAH-AZ40のオーディオステータス
Technics EAH-AZ40のオーディオステータス
※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として導入しています。

音質解説

今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15とaptXで接続してレビューします。

Technics EAH-AZ40V字型ないしU字型のサウンドシグネチャーを持っています。

レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。

  • 原音忠実度:自由音場フラットに基づく判定値。どれだけ自由音場フラット(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実]
  • 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
  • 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
  • クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
  • イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]

これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40
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低域(10.0)

  • 原音忠実度:S
  • 臨場感:A-
  • 深さ:A-
  • 重み:A-
  • 太さ:B+
  • 存在感:A

低域

Technics EAH-AZ40の低域はかなり深くまで伸びています。

ドラムは重厚感に優れ、インパクトがあり、ランブルもかなり感じられ、かなりの臨場感を味わえます。

エレキベースも黒さは十分で広がりもよく、コントラストの起点になることができています。

中域の構造がaudio-technicaの好むチューニングスタイルと似ているため、低域の印象はSOLID BASSシリーズとかなり似ています。個人的には好きな傾向の音ですが、熱気が強い感じになるので、癖は強いかもしれません。

Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40

中域(7.5)

  • 原音忠実度:A+
  • 厚み:B+
  • 明るさ:B
  • 硬さ:B
  • 存在感:B

中域

上位機種のEAH-AZ60のニュートラルチューニングとは異なり、EAH-AZ40の中域はかなり色づきを抑えたシックな奥行き感のある音響構造になっています。

audio-technicaのSOLID BASS系の機種で多いサウンドバランスに近いため、オーテクファン、わけてもSOLID BASS系の音を好む私にはよく耳になじむ音です。

全体的に発色が悪く、地味で大人びて聞こえる中域で、耳当たりが優しく、成熟した気品が感じられ、オーテクファンにはウケがよさそうです。実際のところ低域の質ではaudio-technicaのフラッグシップATH-TWX9を凌駕しており、中域はATH-TWX9のほうが解像度も高く、より色艶を感じさせ、耳当たりも滑らかですが、ディテールではEAH-AZ40が勝ります。

ただ、EAH-AZ40は高域が少し荒っぽくガシャガシャしますが、ATH-TWX9は滑らかなつながりを重視してより自然に聞こえ、より高級な音に聞こえます。

EAH-AZ70も私は持っているので、実はTechnicsの完全ワイヤレスイヤホンを制覇しているわけですが、Technicsよりはオーテクの製品のほうが総合的な音作りではやはり一段階優れているように思いますね。一貫して音響のトップブランドの一角を占めるaudio-technicaと急ごしらえにブランドを再建しているTechnicsでは実力差が感じられるのは当然と言えるかもしれません。オーテクファンの私が言うことなので差し引いて考えてほしいですが。

とはいえ、Panasonicブランドのほうを聴いていないので、そちらを聴いてみないことにはあまり偉そうなことは言えませんよね。

Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40 vs Technics EAH-AZ40 vs audio-technica ATH-TWX9
Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40

高域(5.0)

  • 原音忠実度:D
  • 艶やかさ:B-
  • 鋭さ:C+
  • 脆さ:B-
  • 荒さ:D+
  • 繊細さ:D+
  • 存在感:C+

高域

高域は精細感を意識してチューニングされているようです。拡張性はだいぶ物足りません。

EAH-AZ40にTechnicsが加えた高域の調整はちょっと極端な気がします。ディテールは非常に優秀ですが、歯擦音は人によってはかなり刺激的に思う可能性があります。またシンバルがガシャガシャしていて、とても安っぽい音に聞こえます。

せっかく静寂感の感じられる上品な中域を作り上げたのに、その雰囲気にまったく釣り合わない下品な高域というくらいの印象しかありません。明るい音作りの中で高域がガシャガシャしていてもそれほど目立ちませんが、暗い音作りをして高域でガシャガシャさせるとそれだけが悪目立ちします。一般的にはよくないやり方でしょう。

ATH-TWX9でオーテクが見せた丁寧な調整を聴いた後だと、余計にへたくそな音作りに聞こえてしまいました。

Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40

定位/質感

  • 質感の正確性:B+
  • 定位の正確性:C+
  • オーケストラのテクスチャ:D-
  • 雅楽のテクスチャ:D-

定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。

オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。

この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。

ほかにもっと良いイヤホンがたくさんあるので、わざわざこれでフルオーケストラを聴く必要などないでしょう。

雅楽もほかのイヤホンで聞いたほうがまともだと思います。

Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40

音場/クリア感/イメージング

  • 音場:B+
  • クリア感:B+
  • イメージング:B+
    • 高域:A
    • 中域:B+
    • 低域:B-

音場

深さはかなり優れており、中域でかなり奥行きが強調され、高域の拡張性はかなり物足りません。

クリア感は価格の標準を満たしています。

イメージング性能は価格の水準以上です。

Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40

 

音質総評

  • 原音忠実度:B+
  • おすすめ度:C
  • 個人的な好み:C+

音質総評

EAH-AZ60と違ってこちらは一般的なPEEK振動板を使っているため、EAH-AZ60のように解像度が悪いということはありません。低域は非常に優れています。

音質的な特徴

美点

  • 上品でシック
  • 奥行き感のある音
  • 重厚
  • 優秀なディテール

欠点

  • 癖が強い
  • 質感表現が不自然
  • 色づきが悪く地味
  • 高域がガシャガシャしてうるさい
【完全ワイヤレスイヤホン Technics EAH-AZ40 レビュー】ザ・ドンシャリサウンド

上品でシック
重厚
奥行き感のある音

Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40
Technics EAH-AZ40
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v

一番くじ リゼロ B賞 だぼパーカー レム フィギュア

一番くじ リゼロ B賞 だぼパーカー レム フィギュア

 

 
 
 
 
 

レコーディングシグネチャー

レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはFiiO M15でレコーディングにAntelope Audio Amariを用いています。コーデックはLDACで、イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。

¥369,600(税込)

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
  • Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
  • オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
  • レコーディングソフト:Audacity

浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)

楽曲情報
  • 楽曲名:浮遊大陸アルジェス -Introduction-
  • アルバム名:Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation

Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. Technics EAH-AZ40
  3. audio-technica ATH-TWX9

Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-

楽曲情報
  • 楽曲名:Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. Technics EAH-AZ40
  3. audio-technica ATH-TWX9

Formidable Enemy

楽曲情報
  • 楽曲名:Formidable Enemy
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Formidable Enemy
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. Technics EAH-AZ40
  3. audio-technica ATH-TWX9

総評

Technics EAH-AZ40深みのある低域とアグレッシブな高域が味わえる、典型的なドンシャリタイプのサウンドを持っています。低域の質がかなり高く、低域マニアには魅力的な選択肢の一つになるかもしれません。

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この記事では、世界中のオーディオ情報を収集している当ブログが、今最も評価が高く、最先端で流行している中華イヤホンの中から、1万円以下で買えるお財布に優しい機種を紹介します。

ここに紹介する機種は「実力派オーディオマニアがこぞって称賛したもの」と「一般的なオーディオファンから高い人気を得たもの」ばかりで、定まった評価をすでに確立している最新機種ばかりです。

Technics EAH-AZ40

8.1

パッケージ

8.0/10

ビルドクオリティ

8.5/10

装着感

8.5/10

高域

5.0/10

中域

7.5/10

低域

10.0/10

歪みの少なさ

8.0/10

通信品質

9.0/10

長所

  • 上品でシック
  • 奥行き感のある音
  • 重厚
  • 優秀なディテール
  • マルチポイント対応
  • 多機能

短所

  • 癖が強い
  • 質感表現が不自然
  • 色づきが悪く地味
  • 高域がガシャガシャしてうるさい

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