【中華イヤホン CCA CA10 レビュー】真の天才が生み出したサイケデリックサウンド。あのゲテモノ感再び

CCA CA105000円~10000円
CCA CA10

免責事項

  1. このレビューは誠実な品質レビューを読者に伝えるためにCCAから提供されたサンプルに基づいて書かれています。
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CCA CA10の概要

こんな人におすすめ

  • サイケデリックな世界に憧れる
  • この世の何もかもを忘却したい
  • 何か特別なものを渇望している
  • 普通のイヤホンじゃ満足できない
  • 知ってはいけない世界に踏み込みたい
  • KZ/CCAファン

基本スペック

  • 周波数特性:20Hz~40kHz
  • インピーダンス:28Ω
  • 感度:105dB
  • ケーブルコネクタ:0.75mm 2pin
  • 価格帯:5000円~10000円

audio-sound スコア
CCA CA10
CCA CA10

  • パッケージ:7.5/10.0
  • ビルドクオリティ:9.0/10.0
  • 装着感:8.5/10.0
  • 高域:5.0/10.0
  • 中域:6.0/10.0
  • 低域:8.5/10.0
  • 歪みの少なさ:7.0/10.0

長所と短所

長所

  • この世のものとは思えない独自の世界観
  • 中域への適切なフォーカス
  • 独自の境地に至っているサイケデリックサウンド

短所

  • 破綻した定位
  • 不自然な質感
  • 音像一貫性に欠ける
  • 高域の拡張性に欠ける
  • 聴き心地が良くない
  • 透明感に欠ける
  • まともな音楽鑑賞に使えない

CCA CA10の特徴

  • 驚異的な10BA構成
  • 複数の精巧なマンシップによる高級感のある外観
  • デジタルノイズリダクション
  • 互換性のあるコネクターデザイン
  • エルゴノミックデザイン


パッケージ(7.5)

CCA CA10
CCA CA10

CCA CA10のパッケージは価格なりです。

パッケージ内容

  • イヤホン本体
  • イヤーピース
  • 説明書類
CCA CA10
CCA CA10
CCA CA10
CCA CA10
【開封動画】CCA CA10

ビルドクオリティ(9.0)

CCA CA10
CCA CA10

外観のビルドクオリティは価格帯の水準を満たしています。最近のCCAの造型技術の進化はめざましく、デザインも下手な高級イヤホンより洗練されています。

CCA CA10
CCA CA10
CCA CA10
CCA CA10
CCA CA10
CCA CA10
CCA CA10
CCA CA10

装着感(8.5)

CCA CA10
CCA CA10

装着感は比較的良好です。

CCA CA10
CCA CA10
CCA CA10
CCA CA10
CCA CA10
CCA CA10

音質

HATS測定環境

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
  • 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
  • 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition

カプラー測定環境

  • Type5050 マイクアンプ電源
  • Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
  • オーディオインターフェース:MOTU M2

アナライザソフト

  • TypeDSSF3-L
  • Room EQ Wizard

REW周波数特性

Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。

当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。

周波数特性(RAW)

CCA CA10 Frequency Response (RAW)
CCA CA10 Frequency Response (RAW)

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス

測定値は有料記事をご覧ください。

CCA CA10

オーディオステータス

CCA CA10のオーディオステータス
CCA CA10のオーディオステータス
※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として導入しています。

制動

CCA CA10はアンプ側の出力インピーダンスに少し影響されます。

測定値は有料記事をご覧ください。

CCA CA10

音質解説

今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。

CCA CA10ニュートラルを意識したV字型サウンドシグネチャーを持っています。中域上部に強調が見られるので、少し硬く明るく聞こえやすい音ですね。わりと構築感が高いので、中域がくっきりする印象を受けるかもしれませんが、いわゆるTinnyなサウンドで、ピアノなんかは妙にコンコンした音で聞こえますし、スネアはアタックが強すぎて硬質に聞こえすぎ、弾力感に欠ける音になりがちです。聞き心地に問題があります。V字型ですが、高域はおとなしいのでシャリシャリしていませんから、ドンシャリとは言い難いですね。

レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。

  • 原音忠実度:自由音場フラットに基づく判定値。どれだけ自由音場フラット(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実]
  • 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
  • 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
  • クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
  • イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]

これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

CCA CA10
CCA CA10
UGREEN HiTune T1

UGREEN HiTune T1は優れたニュートラルバランスで暖かなハーモニクスのある独特の通好みのサウンドを提供します。

EnacFire E60

EnacFire E60は少し暗い空間に木管やバイオリンの美しい倍音の響きを聞かせてくれる優れたリスニングモデルです。

低域(8.5)

  • 原音忠実度:S-
  • 臨場感:B+
  • 深さ:A-
  • 重み:A
  • 太さ:A-
  • 存在感:B+

低域

低域は少し重みと力感が重視視されており、わりと直線的なのでレイヤリングも悪くありません。

少し中低域が膨らんで聞こえますが、個人的にはほとんど気になりません。むしろ好みで言えば多少膨張している方が厚みが感じられるので好きなくらいです。

ランブルもわりとよく出ており、エレキベースの黒さは悪くないので、わりと低域好きを満足させることができそうです。バスドラムキックは私の好みからすると少し浅く、生々しさに欠けますね。

中域(6.0)

  • 原音忠実度:A+
  • 厚み:B+
  • 明るさ:B+
  • 硬さ:A-
  • 存在感:B

中域

V字型ですが、中域上部が前傾しているため、中域は比較的前面にしっかり聞こえます。

最大の問題点としては音が硬すぎ、ボーカルがシャウティでうるさいことです。またピアノの音が固く、コチコチしがちです。スネアも硬質でガタガタして聞こえやすいですね。

一般にオーディオマニアは中域の音像にこだわるため、聞く曲によっては露骨に情緒不安定に聞こえるCCA CA10の中域は全く鑑賞に使えません。いわゆるTinnyサウンドの耳に痛くなりやすい欠点が出てしまっています。またこの中域は解像度は良好ですが、クリア感はあまりよくありません。

高域(5.0)

  • 原音忠実度:D
  • 艶やかさ:B+
  • 鋭さ:B+
  • 脆さ:C
  • 荒さ:D-
  • 繊細さ:D-
  • 存在感:C

高域

高域は全体的に少し不足気味です。量も拡張性も不足がちなので、低域に対して釣り合っておらず、それが不安定な中域をさらに劣化させることにもなっています。

拡張性は足りておらず、全体的に抜けが悪いほか、鮮明感もよくないので、音楽全体の印象的に悪影響を与えています。高域が足りていないせいで、なおさら不快要素の多い中域へのフォーカスが強まっており、中域の癖を中和するどころか、増長させてしまっています。

悪い部分にさらに悪い部分を積み重ねて、劣化が倍加する典型的なKZチューニングですね。

定位/質感

  • 質感の正確性:B+
  • 定位の正確性:D-
  • オーケストラのテクスチャ:D-
  • 雅楽のテクスチャ:D-

定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。

オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。

この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。

こんなんでフルオーケストラなんて聴いたら耳がもげますよ。

篳篥がひどいですね。音程の外れたリコーダーを吹いているような音です。冒頭からアウトで聴く気になりません。

音場/クリア感/イメージング

  • 音場:C+
  • クリア感:B-
  • イメージング:A-
    • 高域:S-
    • 中域:A-
    • 低域:B-

音場

音場は深さは悪くなく、中域で奥行きが強調され、高域はかなり天井が近いです。

クリア感は物足りません。

イメージング性能は価格を考えると抜群に近いですね。

 

音質総評

  • 原音忠実度:B
  • おすすめ度:D-
  • 個人的な好み:D-

音質総評

最近KZのチューニングが良くなって面白くなくなったという人もいるかも知れません。そんな人には朗報ですよ!CCA CA10を買えば、いつものKZの調子外れなチューニングを聴くことが出来ます。

正統派のオーディオマニアと一般人が近寄るべき製品ではありません。

音質的な特徴

美点

  • この世のものとは思えない独自の世界観
  • 中域への適切なフォーカス
  • 独自の境地に至っているサイケデリックサウンド

欠点

  • 破綻した定位
  • 不自然な質感
  • 音像一貫性に欠ける
  • 高域の拡張性に欠ける
  • 聴き心地が良くない
  • 透明感に欠ける
  • まともな音楽鑑賞に使えない
CCA CA10

この世のものとは思えない独自の世界観
中域への適切なフォーカス
サイケデリックサウンド

CCA CA10
CCA CA10

HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

艦隊これくしょん~艦これ~ 島風 (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

 

大人気PCブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』より、”島風型1番艦”駆逐艦「島風」をリリースいたします。

 

ファンにはおなじみのゲーム内イラストを元に、とってもキュートな立ち姿を忠実に立体化しました。特徴的なウサ耳に金髪ロングヘアー、へそ出しセーラー&ミニスカに大胆ヒモパン、紅白ストライプのニーソ等々…萌え要素超満載です。

 

もちろん大中小の「連装砲ちゃん」も付属してボリューム満点の造形となっています。背中に搭載された五連装酸素魚雷発射管のメカメカしいディティールや各種装備類の質感など、こだわりのつまった逸品です。

 

速さが自慢の重雷装駆逐艦「島風」を是非あなたの編成に加えて下さい!

 

 
 
 
 
 

レコーディングシグネチャー

レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはRME ADI-2 Pro FS R Black Edition + TOPPING A90を使い、レコーディングにはAntelope Audio Amariを用いています。イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。

¥369,600(税込)

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
  • Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
  • オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
  • レコーディングソフト:Audacity

浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)

楽曲情報
  • 楽曲名:浮遊大陸アルジェス -Introduction-
  • アルバム名:Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation

Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
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Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-

楽曲情報
  • 楽曲名:Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
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Formidable Enemy

楽曲情報
  • 楽曲名:Formidable Enemy
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Formidable Enemy
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  1. 原曲(-23LUFS)
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総評

奇妙で、ある意味サイケデリックな気色の悪いゲテモノ臭の強いジャンクフードサウンドを味わいたいなら、CCA CA10は見逃すべきではありません。

真の才能を持っているブランドは常識にとらわれないのです。このイヤホンからは「音場?定位感?コヒーレンシー?トナリティ?全部クソくらえ!」という声が聞こえてきます。最近理性的にチューニングしすぎていたせいでしょうか、このCCA CA10には久しぶりにほとばしるKZのパトスが感じられますね。フォースの暗黒面を感じるサウンドです。

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CCA CA10

CCA CA10
7.4

パッケージ

7.5/10

ビルドクオリティ

9.0/10

装着感

8.5/10

高域

5.0/10

中域

6.0/10

低域

8.5/10

歪みの少なさ

7.0/10

長所

  • この世のものとは思えない独自の世界観
  • 中域への適切なフォーカス
  • 独自の境地に至っているサイケデリックサウンド

短所

  • 破綻した定位
  • 不自然な質感
  • 音像一貫性に欠ける
  • 高域の拡張性に欠ける
  • 聴き心地が良くない
  • 透明感に欠ける
  • まともな音楽鑑賞に使えない

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