【中華イヤホン TinHiFi T4 Plus レビュー】1万円台で買える優れたスタジオモニター

【中華イヤホン TinHiFi T4 Plus レビュー】1万円台で買える優れたスタジオモニター 10000円~20000円
TinHiFi T4 Plus

免責事項

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TinHiFi T4 Plusの概要

こんな人におすすめ

  • 楽器音の質感にこだわる
  • ディテール感重視
  • 優秀なスタジオモニターを探している
  • スピーカーサウンドが好き
  • イヤホンの見た目重視
  • コスパに優れたイヤホンが欲しい

基本スペック

  • 周波数特性:10Hz-20kHz
  • インピーダンス:32Ω±15%
  • 感度:106±3dB
  • コネクタ:0.78mm 2pin
  • 価格帯:10000円~20000円

audio-soundスコア
TinHiFi T4 Plus
TinHiFi T4 Plus

  • パッケージ:8.0/10.0
  • ビルドクオリティ:8.5/10.0
  • 装着感:8.0/10.0
  • 高域:9.5/10.0
  • 中域:10.0/10.0
  • 低域:9.5/10.0
  • 歪みの少なさ:9.5/10.0
  • コストパフォーマンスボーナス:12.5/10.0
長所と短所

長所

  • 優れた質感
  • 優れた原音忠実度
  • 重厚で深みのある低域
  • 音像一貫性に優れる
  • 価格以上の解像度
  • 前方定位的
  • みずみずしい
  • 良好なサウンドバランス
  • 良好なディテール感
  • 優れたビルドクオリティ

短所

  • 高域の拡張性に欠ける
  • 爽快感に欠ける
  • 低域は今一つ深みに欠ける
  • TinHiFi C3やTKZK Ouranosというよりコスパに優れた兄弟機の存在

TinHiFi T4 Plusの特徴

TinHiFi T4 Plus
TinHiFi T4 Plus
  • CNT振動板&輸入CCAW超軽量ボイスコイル
  • 高精度・高清浄度
  • 驚異的な外観、4gの軽量化
  • 着脱式銀・銅ミックスケーブル
TinHiFi T4 Plus
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10mm CNTドライバーによる新しい特別なリスニングの饗宴

TIN HiFiタンクファミリーに、第3世代CNT複合振動板とN54外部磁気回路設計を採用した新しいメンバーT4 PLUSが加わりました。T4 PLUSは、最適化されたより強力で優れた磁気誘導回路により、見逃すことのできないオーディオの饗宴を提供します。また、3つの周波数帯をバランスよく配置し、低音はブーミーで魅力的な音になるよう、高い精度でチューニングされています。

TinHiFi T4 Plus
TinHiFi T4 Plus

CNT振動板&輸入CCAW超軽量ボイスコイル

強力なN54アウターマグネット回路とのベストパートナーとして、時間応答性に優れた新世代カーボンナノチューブ振動板を採用しました。ナノチューブは鉄の400倍の強度を持ち、軽量化と高強度化を実現しています。また、CCAW多層ボイスコイルは、オーディオ本来の良さを引き出す忠実度において、業界のビッグネームに愛用されているものです。

TinHiFi T4 Plus
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正確でクリーンな音

HiFi音楽は原音に忠実であることが重要です。歪みを極限まで排除するため、真鍮製のフレームを導入し、空気の流れを良くして高調波歪みを軽減。楽器とヴォーカルの分離がよくなり、音楽が心地よく明るくなります。さらに、T4 Plusの共鳴室は高級木材で埋め込まれており、耳の穴の共鳴による歪みを効果的に除去しています。T4 Plusがお届けするのは、極上のナチュラルミュージックだけです。

TinHiFi T4 Plus
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驚異的な外観、4gの軽量化

T4 PLUSは、クラシックとモダンの美学を融合させ、レゾネーターを埋め込んだフェイスプレートに高級木材を採用しました。高級木材は、上品な外観を与えるだけでなく、所有者の絶妙なセンスを反映します。1つのバッドはわずか4gで、仕事や遊びのために簡単に持ち運ぶことができます。イヤーチップは、シリコンメモリーフォーム製で、あなたの耳にぴったりとフィットし、優れたノイズキャンセリング機能で快適なリスニングを約束します。

TinHiFi T4 Plus
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着脱式銀・銅混成ケーブル

ケーブルは、イヤホンの性能を左右する重要なアクセサリーです。T4 Plusは、4本の高純度銀-銅ミックスケーブルを採用し、その耐久性と高い伝導性で、長時間の音楽旅行をお約束します。透明なPVCで覆われたケーブルは手触りが良く、絡まりにくい構造になっています。

TinHiFi T4 Plus
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パッケージ(8.0)

TinHiFi T4 Plus
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パッケージは価格帯の標準を満たしています。

パッケージ内容

  • イヤホン本体
  • イヤーピース
  • キャリングケース
  • 説明書など
TinHiFi T4 Plus
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ビルドクオリティ(8.5)

TinHiFi T4 Plus
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ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。

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装着感(8.5)

TinHiFi T4 Plus
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装着感は良好です。

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音質

HATS測定環境

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • 小野測器 SR-2210 センサアンプ
  • 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
  • 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition

カプラー測定環境

  • Type5050 マイクアンプ電源
  • Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
  • オーディオインターフェース:MOTU M2

アナライザソフト

  • TypeDSSF3-L
  • Room EQ Wizard

REW周波数特性

Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。

当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。

周波数特性(RAW)

TinHiFi T4 Plus Frequency Response (RAW)
TinHiFi T4 Plus Frequency Response (RAW)

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス

測定値は有料記事をご覧ください。

オーディオステータス

TinHiFi T4 Plusのオーディオステータス
TinHiFi T4 Plusのオーディオステータス
※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として導入しています。

制動

TinHiFi T4 Plusはアンプの出力インピーダンスの影響をほとんど受けません。

測定値は有料記事をご覧ください。

音質解説

今回は標準イヤーチップ Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。

TinHiFi T4 Plusニュートラルに近いU字型のサウンドシグネチャーを持っています。

レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。

  • 原音忠実度:自由音場補正済み周波数特性に基づく判定値。どれだけフラットスピーカーの音(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実][S+が最も原音忠実]
  • 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
  • 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
  • クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
  • イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]

これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

TinHiFi T4 Plus
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低域(9.5)

  • 原音忠実度:S
  • 臨場感:B+
  • 深さ:A-
  • 重み:A-
  • 太さ:B+
  • 存在感:B+
低域

TinHiFi P4 Plusの低域はかなり深くまでよく伸びており、なかなかの臨場感を実現できます。

ドラムキックはインパクトが十分にあり、重さも相当に感じられ、ランブルも満足できる水準です。

エレキベースも黒く、しっかりとした広がりを持って聞こえます。

存在感の上でも中域とよくバランスが取れていると言え、低域マニアにかなりおすすめできると言えるでしょう。

TinHiFi T4 Plus
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中域(10.0)

  • 原音忠実度:S-
  • 厚み:B+
  • 明るさ:B+
  • 硬さ:B
  • 存在感:B

中域

TinHiFi T4 Plusの中域はかなりニュートラルに近く調整されています。質感はかなり正確で透明度も高く、解像度も申し分ありません。価格帯で抜群ではありませんが、優れた品質の中域と言えます。

ほぼ同じような中域を持っているTinHiFi C3に比べるとわずかに角が取れて耳当たりが優しい音です。

TinHiFi C3とはだいぶ価格差がありますが、オーディオスペックの点ではほぼ同等で、C3との違いは単純に高域の構造の差にほぼ集約できるでしょう。

T4 Plusの高域はC3より全体的にエネルギーが大きく、より輝度に優れ、ディテールに優れた繊細かつ精細感のあるサウンドを実現できます。その分、中域の相対的な存在感は低下するため、中域を重視して聞きたい場合はC3がおすすめです。またC3とT4 plusのパフォーマンスの差は小さいわりに価格差はかなり大きいので、一般的にはC3のほうがコスパは優秀です。そして、中域単体のパフォーマンスはC3がT4 Plusをわずかに上回ります。

TinHiFi T4 Plus
TinHiFi T4 Plus vs TinHiFi C3
TinHiFi T4 Plus
TinHiFi T4 Plus
TinHiFi T4 Plus
TinHiFi T4 Plus

高域(9.5)

  • 原音忠実度:D+
  • 艶やかさ:B
  • 鋭さ:B+
  • 脆さ:C+
  • 荒さ:D
  • 繊細さ:D+
  • 存在感:C+

高域

T4 Plusの高域は精細感を重視して調整されており、かなりのディテール感を音源から引き出すことができます。C3からさらに個々の音像が引き締まって聞こえるようになっていますが、分離感は僅差ではあるものの、C3のほうがわずかに良好です。

C3よりディテールアップしたサウンドを提供するT4 PlusはC3よりはスタジオモニターに向いていると考えられます。ただし、拡張性はC3に劣るため、レンジを重視する場合はC3のほうが優秀です。

TinHiFi T4 Plus
TinHiFi T4 Plus
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定位/質感

  • 質感の正確性:S+
  • 定位の正確性:B-
  • オーケストラのテクスチャ:A
  • 雅楽のテクスチャ:A

定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。

オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。

この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。

質感は非常に優れており、木管は透明度が高く、バイオリンは自然なのびやかさを持っています。高域の拡張性は物足りませんが、ディテール感があり、重厚感にも優れ、倍音にも一貫性のあるサウンドを楽しめます。基本的にフルオーケストラ向きのイヤホンとしてT4 Plusは価格帯で高水準にあることは間違いなく、文句なくお勧めできる機種の一つであることは確かです。ただし好み次第ではありますが、おそらくC3のほうがフルオーケストラ向きとしてはわずかにより好ましいと思う人が多い可能性が高いです。

雅楽も篳篥が非常に美しく、和音もほぼ完全ですが、やはりスケール感に欠けます。龍笛が天に届いていません。

TinHiFi T4 Plus
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音場/クリア感/イメージング

  • 音場:B+
  • クリア感:A+
  • イメージング:B+
    • 高域:S-
    • 中域:B+
    • 低域:C+

音場

低域の深さは標準程度で、中域は比較的前面におり、高域の高さは標準より物足りません。

クリア感は価格の水準以上です。

イメージング性能は価格の標準以上です。

TinHiFi T4 Plus
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TinHiFi T4 Plus
TinHiFi T4 Plus

 

音質総評

  • 原音忠実度:A+
  • おすすめ度:S
  • 個人的な好み:S

音質総評

TinHiFi Tシリーズの中でもT4は相対的に評価が高い機種でしたが、おそらくT3 Plus以降の成果をフィードバックして、T4 Plusでさらに正統派のスタジオモニターサウンドを実現しています。1万円台で手に入る優れたモニターイヤホンとして文句なくお勧めできますが、その存在を脅かしているのはT4 Plusよりかなり安いC3という兄弟機です。

総合的なパフォーマンスでは価格差にもかかわらず、多くの人にとって、C3やTKZK OuranosがT4 Plusをわずかにアウトパフォームすると思われますが、ディテール感はこれらの中で最も優れており、スタジオモニターとしての性能を重視する場合はC3やOuranosより有力です。

音質的な特徴

美点

  • 優れた質感
  • 優れた原音忠実度
  • 重厚で深みのある低域
  • 音像一貫性に優れる
  • 価格以上の解像度
  • 前方定位的
  • みずみずしい
  • 良好なサウンドバランス
  • 良好なディテール感

欠点

  • 高域の拡張性に欠ける
  • 爽快感に欠ける
  • 低域は今一つ深みに欠ける
  • TinHiFi C3やTKZK Ouranosというよりコスパに優れた兄弟機の存在
【中華イヤホン TinHiFi T4 Plus レビュー】1万円台で買える優れたスタジオモニター

優れた原音忠実度と質感再現度
良好なサウンドバランス
良好なディテール感

TinHiFi T4 Plus
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タイトー 初音ミク Birthday2021 AMP フィギュア~Happy Cat ver.~

タイトー 初音ミク Princess AMP フィギュア~マーメイドver.~

 
 
 
 
 
 

レコーディングシグネチャー

レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはRME ADI-2 Pro FS R Black Edition + TOPPING A90を使い、レコーディングにはAntelope Audio Amariを用いています。イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。

¥369,600(税込)

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
  • Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
  • オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
  • レコーディングソフト:Audacity

浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)

楽曲情報
  • 楽曲名:浮遊大陸アルジェス -Introduction-
  • アルバム名:Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation

Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. TinHiFi T4 Plus
  3. TinHiFi C3

Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-

楽曲情報
  • 楽曲名:Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. TinHiFi T4 Plus
  3. TinHiFi C3

Formidable Enemy

楽曲情報
  • 楽曲名:Formidable Enemy
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Formidable Enemy
amazon
  1. 原曲(-23LUFS)
  2. TinHiFi T4 Plus
  3. TinHiFi C3

総評

TinHiFi T4 Plusは1万円台で買える優れたスタジオモニターです。デザインは独特の美観を持っていて魅力があり、音質的には価格の水準をアウトパフォームしています。ただし、TinHiFi C3とTKZK Ouranosという優れた兄弟機があり、場合によってそちらのほうが安上がりでより良い選択肢になる可能性があります。

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HiFiGOは、現在購入できるHiFi IEMのトップ5をテストしてリストにまとめることで、あなたを助けようと思います。このリストは、$500以下の価格帯から選ばれています($100以下のベスト、$200以下のベスト、など)。

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TinHiFi T4 Plus

9.4

パッケージ

8.0/10

ビルドクオリティ

8.5/10

装着感

8.0/10

高域

9.5/10

中域

10.0/10

低域

9.5/10

歪みの少なさ

9.5/10

コストパフォーマンスボーナス

12.5/10

長所

  • 優れた質感
  • 優れた原音忠実度
  • 重厚で深みのある低域
  • 音像一貫性に優れる
  • 価格以上の解像度
  • 前方定位的
  • みずみずしい
  • 良好なサウンドバランス
  • 良好なディテール感

短所

  • 高域の拡張性に欠ける
  • 爽快感に欠ける
  • 低域は今一つ深みに欠ける
  • TinHiFi C3やTKZK Ouranosというよりコスパに優れた兄弟機の存在

コメント



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